人は誰しも大なり小なり何かしら悩みを持っているものです
仕事の問題や金銭問題、結婚生活のことなど、悩みの種類も大きさも様々です
悩みによって先が見えなくなっていたり、人生のドン底のような気持ちになっている時、自分は不幸せだと感じる人が多いのではないでしょうか
しかし、その問題が起きている時、自分が不幸だと思う人もいれば、そうでない人もいます
どういう状況が不幸だと思うかは人それぞれで、問題に対しての見方や考え方が違うんだと思います
悩んでる時は視野が狭い
何かに悩んでいる時、ピンポイントで悩みの核心だけをウジウジと答えの出ない押し問答をしているように思います
私の人生で今のところ一番辛いと思っていた時期は離婚を決める前で、元夫との夫婦の問題や金銭面での問題です
悩んでばかりで問題にしか目が向いていなかったし、手を差し伸べてくれるまわりの人たちの声も届いていませんでした
当時は自分のことを想って言ってくれているのは理解していましたが、納得出来ず反発ばかりしていたように思います
同じ出来事が別々の人に降りかかった時、自分にとっては人生を揺るがす大事でも、別の人が別の見方をすれば大したことではなかったりします
それを知っている人は問題に対して多方面からの考えをアドバイスをくれますが、視野が狭くなっている時はそれに気付き難いのかもしれません
不幸な時ほどたくさん学ぶ
結局のところ『自分は不幸だ!』と思っている以上、自分で這い上がるしかないと思います
ほのぼの幸せを感じている時は現状に満足しがちですが、不幸を感じている時は現状を変えるためにたくさんの情報を集めます
藁にもすがる思いでネット検索、本、テレビ、いろいろなことから人生のヒントや手段を探します
自分の置かれている状況や気持ちにマッチするような言葉や表現、背中を押してくれるような人を探しています
人によっては、助けてくれそうな恋人や友人に執着してしまう人もいるのではないでしょうか
問題が大きければ大きいほど、悩み考え、人生について学ぶのだと思います
過ぎ去ってから気付くことが多い
不幸といわれる出来事の渦中では、何をするにしても精一杯で余裕がありません
たくさんの経験や学ぶことがそこにあったとしても気付くことは難しいと思います
悩みが解消されたり、落ち着いて振り返ることが出来た時、誰かのアドバイスがスッと心に入っていくかのように素直に納得出来ることがあります
自分が成長し、その人の言葉の意味に気付くことが出来るようになったんですよね
ほとぼりが冷め落ち着いた時に振り返ると、辛かったことが経験値や学びに繋がっています
また、人の優しさに気付けるようになりました
親を始めとする家族や友人、どうしてあんなに心配してくれていたんだろう?と思えるほど助けてもらっていました
辛い経験から学べると人は変われる
人は人生で一度でも辛く厳しい時期があると、『あの頃よりはマシ』そう思い自分を奮い立たせるような強さを持てるのではないでしょうか
視野が狭くなっていれば、それに気付き自分のことを客観的に見ることが出来るようになったように思います
辛いことや人生をかけて悩むような経験は無い方が良いですが、そういう経験があれば人の優しさに気付き人に優しく出来るんだと思います
また、辛い時期があったからこそ、今ある幸せを幸せだと感じ大切にしたいと思うのかもしれません
助けてくれた人や、いま居てくれるまわりの人たちに感謝し、大事にしていこうと思います
読んでいただき、ありがとうございます
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