『二世帯住宅は同居とは言えない』と言われた事がありますが、二世帯住宅でも共有部分があれば『同居』だと思っています
当然ながら完全同居より親世帯と子世帯の接点は少なくなりますが、顔を合わせない日は皆無と言って良いです
義両親とお嫁さんの同居生活を上手くいかせる為のキーマンは、やはり旦那様ですよね
最近『エネ夫』という言葉を知りました
『エネ夫』とは妻のエネミー(敵)となっている夫のことで、2チャンネルという掲示板で「真のエネミーは配偶者」というスレッドで出てきた言葉だそうです
妻の立場を考えてあげる事が出来ず、理不尽な事を言われても両親の味方をしたり、傍観している夫のようです
そんな環境で同居生活や結婚生活を続けたいと思う人は少ないはずで、円満に同居生活を送る上で旦那様の立場は凄く重要です
義両親よりお嫁さんを優先すべき
同居をして言いたい事をハッキリ遠慮なく伝えれるお嫁さんは少なく、大抵は遠慮したり義両親を立てているものではないでしょうか?
もし、言いたい事をハッキリ言える人であっても、その言動を意外と大変に思っていたりするものです
旦那様にとって義両親は親でも、お嫁さんにとっては結婚をして初めて接点を持つことになった他人です
『夫には義両親との間に立ち、妻である自分や子供を家族として大事に扱って欲しい』
そういう風に思うお嫁さんの気持ちは、至極真っ当なものではないでしょうか?
だからといって両親を蔑ろにしろと言っているわけではなく、義両親とお嫁さんの双方の関係が上手くいくよう橋渡しをして欲しいのです
旦那様にとっても両親と妻が仲良く暮らしてくれるのが理想だと思います
両者の間に立って言われた事をそのまま伝える伝書鳩では意味がありませんが、旦那様の立ち回りで義両親とお嫁さんの関係が上手くいくものだと思います
板挟みになる夫
同居では旦那様が義両親に意見した方が良い場面が多々あります
しかし、旦那様には旦那様の今まで培ってきた親子関係があり、同居で突然親に意見するのは難しかったりするようです
我が家の義両親は少々過保護気味で、夫の行動にいちいち口を出したがりがます
昔から舅が口を挟み、夫が諦める
そんな図式が出来上がっていたようです
私との結婚を反対された時、夫の本音がポロリ『一生こんな風に口出しされるのかな?』と言いました
自分の意志を貫き通せば良いだけじゃない?と私は思うのですが、それだけ夫は両親に意見を押し通しにくかったのだろうと思います
しかし、同居を始めた現在は私の気持ちを汲み取り『嫌だと思っているだろうな』と思う事はその場でキチンと言ってくれています
義両親と私の間に挟まれつつ夫が頑張ってくれているので、夫ばかりをを頼るのではなく自分でも意見を言うよう努力をしています
旦那様にお願いする方法と自分で意見する努力
旦那様が苦情を言っても『嫁が言わせた』と思う義両親もいるようですが、実際苦情を言うのはほとんどお嫁さんですよね
なので、夫には『こんな事があった(言われた)。どう思う?』と意見を聞くようにしています
義両親の事を一番知っているのは夫です
単に私が意思の疎通が取れていないだけであれば、義両親が考えているであろう事を言ってくれるし、そうでなければ質問形式なので夫も一緒に考える事になります
そうする事で私自身も夫の両親の悪口を言う形ではなくなるし、義両親に夫から伝える時は夫の意見として伝わるからです
また、自分でも義両親に言いたい事を角が立たない様に言う努力はしています
夫がいくら頑張ってくれても常に一緒に居るわけではないし、これからずっと一緒に住んでいかなければならない相手に遠慮ばかりしているわけにはいかないと思うからです
例え別居となっても、努力して駄目なら自分自身も旦那様も納得がいくのではないでしょうか?
目指せ苦情ゼロ!!
義両親と私の間で板挟みになっているであろう夫に『嫁姑の間で大変?』と聞いた事があります
夫によると、今のところ対応に困るような苦情は両親からも私からも無いようです(細々した事はその都度話し合っています)
きっと同居を始める時、夫が『「嫁に一緒に住んでもらっている」と思って欲しい』と両親に言ってくれたので、義両親も気を遣ってくれているんだと思います
同居を希望したのは義両親なので、あながち嘘でもありませんが、言ってくれたのが嬉しいですね
同居をしている世の旦那様には『嫁に来たのだから』ではなく『もし自分が婿に行ってたら?』とお嫁さんの悩んでいる事や困っている事を同じ立場に立って考えて欲しいと思います
そして、旦那様の努力も必要ですが、義両親とお嫁さんも仲良く暮らしていく努力も必要だと思います
読んでいただき、ありがとうございます
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