友人同士や近所付き合いでも時々付き合い方の難しさを感じたりしますが、パートナーの両親となると格段に緊張したり気を遣ってしまうものですよね
しかも結婚して間もない頃は、嫁として良く思われたい、仲良くなりたい、そんな気持ちが優先して言いたいことが言えなかったりします
関係が深まっていくと、そういうことも少なくなっていくのですが、それでも相手の好意は断り難いものです
私も結婚して夫の両親と同居をしていますが、好意を受け取るのは得意ですが、その逆となると言葉に詰まってしまう事があります
例え必要が無いと分かっている物を譲られたり、お誘いも相手が良かれと思った上の好意での言動だと断りにくいものです
楽な選択は関係を悪くする
多少迷惑だと感じていても、相手の好意は受け入れた方が相手も喜んでくれるし角も立たないので楽ですよね
しかし、『必要ではない』『ちょっと迷惑』と感じていることも度重なるとストレスにもなるし、会いたくない原因にもなるかもしれません
良い関係を築きたいがために気を遣い『No』と言わないのに、会うのが辛くなるなんて本末転倒ですよね
しかし、気を遣うことは大事なことでお互いに相手を尊重し気を遣い合うからこそ上手くいくことも多いし良いことだと思います
断りにくく感じるのは、断ることで相手が『あなたが嫌い』と取ってしまうのではないか?拒絶したと感じるのではないか?と思うからではないでしょうか
拒否は相手を否定しているのか
これをしたら相手は喜んでくれるかもしれない
完全な善意で何かをしてあげたり、物をあげる時、相手の喜ぶ顔を想像して自分も楽しくなります
善意で何かをする時に見返りを求めるものではありませんが、少なくとも相手が喜んでくれるであろうと考えていますよね
しかし、意外にもお断りされると、その拒否が自分の人間性までも否定されたかのように感じることがあります
実は自分を拒否しているのではなく、その行為に対して断っているに過ぎないと理解していても拒否されたように寂しく感じたりします
私の場合は、自分がそう感じてしまう部分があるので、拒否する言葉がなかなか出てきません
要は自分の意思はしっかり伝えつつ、言い方やアフターフォローに気を付ければ、相手に嫌な思いをさせずに断ることが出来ます
言い方やアフターフォローに気をつける
『ありがとうございます。でも、○○○○○です。すみません。』など、YESbat法を駆使して断るようになりました
何とか断る努力もするようになりましたが、断るのはやはり苦手で実際はかなり歯切れが悪くしどろもどろだったりします
でも、そんな風になってしまっても、きちんと『必要ではない』『あなたが嫌いだからではない』という思いが伝われば良いんだと思います
反対の意見を言う場合も否定形になりやすいので、なるべく疑問形にして尋ねるようにする
断りっぱなしも良くないので、お断りしたこととは別にお願い出来ることは遠慮なくお願いするようにする
など相手が嫌いで断るわけではない、という気持ちの言動を取ることが大事なんだと思います
断ることに気を遣う
義両親だけでなく目上の人など、他のシーンでも『断る』というのは難しいことだったりします
しかし、相手との関係を築き保つために断らなければならない時もあります
友達同士のように軽く『いらない』『いや』と言えるまでは無理かもしれません
断る場合のコミュニケーションが上手に取れるようになれば、一層関係がスムーズになるように思います
相手に嫌な思いをさせない断り方を身に付けていけたらと思います
読んでいただき、ありがとうございます
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