仕事を長年続けていると、1度や2度は本気で会社を辞めたい!と思うこともあるのではないでしょうか?
どんなに好きな仕事でも、職場の人間関係が悪かったり仕事に見合った給与が貰えないと行きたくなくなってしまいます
楽しかったはずの仕事の内容や職場の人間関係
いつの間にか『仕事へ行く』ことが辛くなっていたりします
どことなく、いつも倦怠感があって疲れている
ゆっくり休んでも疲れが取れず、ため息ばかりついていたりする
こういう時は身体の不調ではなく、心の不調の始まりかもしれません
まさに絶不調!人生2度目の鬱々しい毎日の中にいます
鬱々しい毎日
朝目が覚めると、また1日が始まったのだと落胆する
心の奥に重りが入っているかのように重くて、仕事に行かなければならないのに起きるのも億劫でため息ばかりでる
職場へ行っても、やる気が全く出ないし、何かをやろうと思うと、かなりの労力が必要になる
今まで楽しかったことが楽しめず、1人になると何故か泣けてくる
ネット上の自己診断によると、上記のような症状が現れると軽い鬱傾向のようです
嫌いな仕事であれば辞めたくなるのも当然ですが、大好きな仕事でも人間関係や仕事のやり方次第では心の負担となっていきます
私の場合は、学生の時からやりたかった仕事にやっと就き、大好きな仕事です
たまたま大変なプロジェクトに当たりましたが、半年後は終わっているはず、やってしまえば終わる!そう思いながら頑張りました
しかし、何度も延長し私だけでなく一緒に仕事をしている人たちも疲弊しきっていました
鬱の診断は出世に影響を与える?
怪我をしたり、病気になると仕事を休めるのに、心の病の場合は何故か会社を休むことに罪悪感を感じてしまいます
身体は大丈夫なのに会社に行きたくないだなんて甘えている、自分の頑張りが足りていないのではないか
自分自身を追い込むようなことを考えてしまいがちです
それに、心の病なんて知れたら今の仕事は離れることが出来ても、今後重要な仕事から外されてしまうのではないか?
自分がいなければ、みんなが大変な思いをするし会社が困るのではないか?など不安に思うことが色々と出てきます
私の場合も、会社を辞める事まで視野に入れプロジェクトから外してもらえるよう申し入れました
しかし、ちゃんとした会社であれば親身になって話を聞いてくれたり、体制を改善してくれるものですね
全て健康あってのもの
つらい毎日だったとしても、負けたくない、逃げたくない、頑張りたい、やり遂げたい気持ちになりますが、心の状態は、自分が思っている以上に体調に影響を与えるものです
鬱は本人の性格や考え方もですが、会社の体制や環境、いろいろなことが関係していると思います
結果は自分の納得のいかないものだったとしても、何かしらのアクションをすれば必ず状況は変わるものではないでしょうか
自分がいなければ成り立たなかったり、病気をしたことで不遇な扱いを受けるような会社であれば辞めることも視野に入れた方が良いと思います
鬱は酷くなってしまうと『消えてなくなってしまいたい』『何も考えたくない』と自殺の方向へ向かいかねません
『死ぬくらいなら会社を辞めればいい』
渦中の人にとってはなかなか気付きにくく、行動に移しがたいものですが、外見からは分かりにくい心の病ほど自分の身は自分で守るしかないと思います
辛い思いは人生の糧になる
結局、会社は辞めていないしプロジェクトも抜けれていません
まだまだ鬱々しい毎日を送っていますが、会社側からは人員の増加と体制の見直しをして頂きました
仕事に対する嫌なイメージは残ったままで辞めたい気持ちに変わりないし、病むほどつらい思いはしないに越したことはないです
しかし、多少の辛い思いは人生の糧になると思っています
きっと、これから先つらい事があっても『今よりもっと大変だった』と思えるだろうし、自分の限界を知る指針にもなります
そして何より、つらい思いをした分他人の気持ちを理解できる人へと成長できるんだと思います
無理をしない範囲で頑張っていきたいものですね
読んでいただき、ありがとうございます
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