結婚や離婚は形式的には紙切れ一枚で成り立ってしまうものですが、その背景にはたくさんの人の想いが詰まっています
結婚は幸せがあふれていますが、離婚は選んだ当人でさえ、したくてするわけではなくたくさん悩んだ末の決断です
私も離婚を経験していて、元夫の元に2人の子供がいます
結婚生活は辛いことが多く悩んだ末に離婚を決めましたが、今まで1つの家族として成り立っていたものが壊れてしまうものだと痛感しています
離婚の当事者は別れるだけですが、子供たちにとっては両親揃っているのが当たり前だったのに、離婚によってどちらかと一緒に暮らせなくなります
家族という安心できる場所は不変なものだと信じていたのに、それが無くなってしまう悲しみは子供が一番影響を受けるものではないでしょうか
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離婚後の子供たちとの面会
離婚後は元夫とは会いたくなかったし、顔を見るだけでイライラしたり落ち込む時もありました
それでも子供たちが小さな頃はなるべく元夫と私、子供たちで会い遊びに行くようにしていました
それは子供のために、なるべく家族が揃った状態で一緒の時間を過ごしてあげたいと思っていたからです
子供たちの思い出が『いつも片方の親としか出掛けたことしかない』なんてことにならないようにです
親としてはなるべく子供たちが寂しくないように精一杯のことをしてあげたいと思うものですよね
しかし、親が想いながら行動したとしても、子供の願いは違うところにあります
離れてくらす親同士を繋ぐ想い
子供にとって離婚の理由なんて全く大事ではありません
大事なのは『両親が仲が良いのか』『一緒に暮らしているか』に尽きるのだと思います
子供と会っている時、娘は元夫と私の手を繋がせることを何度もしてきました
私としては、元夫とのわだかまりは一切解決することなく残っていて、『離婚』という形で丸く収めています
子供のために元夫に会っているだけであり、会えば苛立つし触りたくもない相手でした
娘の気持ちに気付いて、すごく何とも言い表せない気持ちと申し訳さを感じました
離婚は子供への裏切り
親の離婚に対し、何とかしようとする子供もいれば、ただただ深く傷つくだけの子供もいます
息子は成長するに従いあまり会いたがらなくなってきました
思春期に入ってきたのもありますが、息子があまり会いたがらない理由に私は気付いていながら認めることが出来ずにいます
離婚が決まった後、子供たちは元夫の元へ行き私が引き取れる状態になったら引き取るという形になりました
しかし、理由や経緯がどうなっていようと、子供には側に親がいないという事実だけがあります
その時は一時的に離れて暮らすことになったのですが、息子は私から『捨てられた』と感じたのだと思います
その後は全く一緒に住んでもいなかった元夫にベッタリになり、私が育てたそれまでの期間は一体何だったのだろう?と思うほど拒絶されました
その息子の行動を思い出しては何度も涙していますが、それ以上に息子は傷ついていたのだと思います
後悔よりやれる事をやる
同じ環境で育った子供たちですが『親の離婚』に対する考え方や反応も全く違います
子供たちの寂しそうな姿を見ると、子供たちと一緒に暮らしていないことへの後悔があります
しかし、後悔なんていつでも誰にでも出来ることです
後悔している暇があったら、子供のために自分にしか出来ないことを考え行動した方が良いと思います
娘には今まで通り、元夫と私の間で2人からの愛情を感じていってほしいです
息子に対しては、元夫を信じ自分の道を見つけていってほしいです
私は今まで通り、2人に同じだけの気持ちを込めて接していくだけたと思っています
読んでいただき、ありがとうございます
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