幼少期にDVを受けたり、DVが起きている家庭で育つと、同じようにDVをしてしまう可能性があるそうです
子供は親の背中を見て育ちます
どことなく仕草や、言い方が親に似ていると思うことはありませんか?
歳を重ねるごとに、『今の言い方は親に似てた』『似たような事をしている』そう思うことが多くなってきました
同じように暴力も似てしまうのかもしれません
しかし、どんな理由があっても暴力は良くありません
親の暴力を嫌い、自分を変えていく人もいます
元夫の父親がDV
離婚した元夫の元にいる子供達に月1回ほど会っています
子供達の世話を元夫の母親がしてくれているので、元気にしているかよく尋ねます
ある日、子供たちからイマイチな返事が返ってきました
元夫に詳しく聞くとあまり話したくなさそうでしたが、ちょっとだけ話してくれました
話によると、昔から義父のDVがあったそうです
最近は義父より元夫の方が強いようで、『暴力をふるうな!!』ときつく言っているのでほとんど無いようです
しかし、ちょっとしたはずみで出てしまうのでしょうか?
義父が義母を蹴ったそうです
義母が倒れ、その拍子に怪我をしたそうです
婚姻中は知らされなかった
目眩がしそうなほど衝撃的でした
元夫は暴力的な所は全くありません
この件が無かったら多分今でも知らなかったと思います
結婚をしていたにもかかわらず、全く知りませんでした
元夫も私も、お互いの事を何も知らなかったし、話せない相手だったんだと、何となく離婚は当然の成り行きだったのかもしれないと思いました
不自然な躾
離婚後、子供が成長するにつれて元夫の行動にイライラを感じてきていました
子供を叱らないのです
あきらかに行儀が悪いから注意して!!
そう思う時でも『こら~~~!!』とちょっとヘラヘラした様子で全く注意になっていません
悪い時は一緒に遊ぶ始末…
母親が言っても聞かないことは多いですが、父親がビシッ!!と言うと聞いてくれたりします
しかし、その効果全くナシ!!
この子供に対する態度には私だけでなく、私の親も違和感を感じていたようです
元夫の努力
元夫は叱りきれないのだと思います
『叱る』と『怒る』が同じで、『父のようにDVをしたくない』という気持ちで『叱る』ことも出来ないのだと思います
まわりから見れば『ちゃんと注意してよ!!』と思うような行動であっても、元夫にしてみれば最善の策だったのかもしれません
本気で怒ることが無いので子供たちには『優しいお父さん』となっているようです
元夫に対する理解は深まりましたが、もっと早く言ってよ!!と思わずにはいれない出来事でした
余談ですが、子供たちは『暴力はよくない』ちょっと過剰かな?と思うくらいに暴力を義父を嫌っていました
これもまた、父の背を見て成長しているからでしょうか?
読んでいただきありがとうございます
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