離婚は夫婦の問題といいますが、子供がいる場合は夫婦の気持ちだけで決めれるものではないですよね
子供にしてみれば、両親が揃い仲良く暮らしていけるのが1番良いのは当たり前のことです
それを分かった上で悩み決断した離婚ですが、それでも子供たちのことを考えると悩んでしまうものではないでしょうか
私も子供がいる上で離婚を選択しました
再婚して子供が生まれると、元夫の元にいる離れて暮らす子供たちと、一緒に暮らす子供の状況の違いを考えてしまうことが多々あります
一緒に暮らす子と暮らしていない子
一緒に暮らしている子供はお誕生日やクリスマスなどイベントの当日に一緒に過ごすことができますが、離れて暮らしていると必ず当日というわけにもいかない場合があります
そういった時一緒に暮らす子と暮らしていない子との自分が与えてしまう差を寂しく思っていないか心配になります
片親だということで肩身の狭い思いや寂しい思いをいていないだろうか
生活していく上で困ることや、側にいれば相談出来たのにと思うことがないだろうか
まさに離婚を選んだ自分が言うべきことではない事ですよね
自分がそういったマイナスの気持ちを持たせてしまうかもしれないという考え自体、子供にとっては余計なお世話なのかもしれません
しかしそれでも離れて暮らす親としては悩んでしまうものではないでしょうか
離れているから努力する
離れてくらしていると子供が成長の過程で何に悩み、何に喜びを感じているのか分かりません
何を望み何をしたら喜んでくれるのか、離れていてもなるべく子供が寂しさを感じることが少なくて済むように努力してきました
離れているから余計に子供のためを考え何か出来ることはないかを模索し、とくに子供が小さな頃は会えばお互いに離れ難く今以上に努力していたように思います
子供のために何をしても足りない気がして、寂しい思いをさせていることが申し訳なく思っていました
しかし寂しい思いをする事と不幸はイコールではなく、一概に親が離婚したから不幸かというとそうでもないと思います
一緒に暮らしていないから不幸なわけではない
子供にとっては両親が揃っていた方が良いだろうし親が離婚していなければしなくて済む苦労もあるかもしれませんが、だからといって片親だから不幸かというとそうでもないと思います
子供を引き取った親に何かしら問題のある人であれば話は別ですが、大抵の親やまわりの大人は子供の幸せを願うものではないでしょうか
私の離れてくらす子供たちも、両親が揃っていた方が嬉しいかもしれませんが『不幸』ではないはずです
元夫や祖父母をはじめとして、子供たちの幸せを願ってくれる人がまわりに居るのだから、きっと『幸せ』を感じることも少なくないと思います
離れて暮らす親としては子供が『幸せ』と感じる瞬間に関われない事を寂しく感じますが、自分と一緒に居ないから寂しい、悲しいなどマイナスの感情ばかりだと思うのは自分の勝手な思い込みに過ぎないのかもしれません
『悩む』と前に進めない
子供と離れて暮らすようになってから子供が悲しんでいないか寂しい思いをしていないか、離婚をしない方が良かったのではないか、ぐるぐる同じことを考えていました
『考える』というよりは、心を病んでいるかのように答えのない答えをずっと探していました
最終的に辿り着いたのは『悩んでも仕方ない』です
自分に出来ることは限られているのに、悩むだけで子供たちに何も出来ていませんでした
その場に立ち止まって考える事も大事ですが、考えても答えが出ないのに考え続けてもあまり意味がありません
何年経っても子供たちの事を考えると何時間でも悩んでいられる気がしますが、ソコは振り切って自分に出来る事をしていくしかないのだと自身を嗜めていこうと思います
読んでいただき、ありがとうございます
コメント