近年、離婚をする人が増えてきてバツイチだと話しても『最近は多いよねー』と軽く流してくれる人が増えてきました
それもあってか笑いながらサラリと離婚の話が出来る人も見るようになってきました
そういった場面をみると『あぁこの人にとって離婚は大したことじゃなかったのかも、、、』とさえ思えてきます
しかし、たとえ離婚が出来て喜ぶような結婚生活だったとしても、離婚までの道のりに楽なことは無いと思います
離婚を考えるまでには辛いことや苦しいことがあっただろうし、離婚を決めてからも迷いが生じ後戻りしてしまったり、たくさん考えたはずです
離婚は失うものが多いですが、それと同時に得れるものも多いのではないかと思います
悩みは人を弱くする
悩みが深く、長い間抜け出せないでいると、次第に心が弱っていく経験をしたことはないでしょうか
離婚は思い立ったらすぐ出来るものではないし、そこまで気持ちが行き着くまでも苦悩の連続だったりします
自分の限界を知らないで頑張り過ぎると心身ともに疲弊し、自覚している以上に無理をしている場合があります
自分にはどうにも出来ないことだと感じた時、誰かを頼りたい気持ちがでてきたり、『助け出して欲しい』と他力本願な考えさえ浮かぶようになったりします
私も今でこそ何事も自分次第だと思えますが、離婚前や離婚後は今では人に話せないほど依存的で他人まかせな人生を送っていました
毎日が苦しくて『誰か助けて!!』と思っていたし、助けてくれる人を探していました
それまで『誰かを頼る』ということをしていなかったのに、『自分で何とかする』という気持ちがスッポリ抜け落ちてしまったかのようでした
自分を救うのは理想の自分
悩みがあるとき、自分の思いや考えを言葉に表してくれるものや望むような生き方の指標になるものに感銘を受けることが多いですよね
私も離婚前や後はいろいろな本や、似た状況の方のブログを読み漁りました
その中で『自分を幸せに出来るのは自分だけ』という言葉に、誰かに幸せにしてもらう事なんて出来ないのだから自分で頑張るしかないと気付かされました
それによって地に足を着けて強く生きて行かなければならない、前を向いて凛とした人になりたいと思いながら過ごすようになりました
誰にでも人生で辛い時期というのはあるものだし、そういった時に自分の『目指す自分』を見つけることが出来れば悩む心を少しずつ前へ進めれるのではないかと思います
もがきながら道を切り開いていくことで、自分の人生を良い方向へ向かわせることが出来るし、人としての成長があるのだと思います
離婚で成長出来たと思うこと
悩んでいるその時は、自分の状況を変えたい、辛い気持ちをどうにかしたいと思いながら模索しているだけなのかもしれません
でも、後になってふと考えると『自分、頑張ってたよね』と、その時を考えると何でも頑張っていけそうな自信に変わっていたりします
少し面倒な問題が起きたとしても『何とかなる』と思えるようになったり、どんな事も自分が行動しなければ何も変わらないと自分で立つ力が出来るようになったと思います
離れて暮らすからこそ分かる子供の何者にも変えがたい可愛さや、辛い時期を支えてくれた家族の有難さに気づけました
また、それまでは何でもキチッとしていなければならない気がして、心にゆとりのような『遊び』のない状況でした
力を抜くことを知り、自分で作った『こうあるべき』形から抜け出れたことは、これからの人生にも大きな収穫だと思っています
悩みながらも前を向いて生きている人は強い
離婚に限らず本気で悩み人生を歩んできた人は、ちょっとしたことには動じない心の強さがあるように感じます
そして、どんな人にも弱い部分があることを知っているので他人に優しく、悩みの内容は違っても『うんうん。そうね』と苦しい気持ちを理解してくれる人が多いのではないでしょうか
また、経験を元に話すので言葉に重みがあり、自分では気が付かないような発想を教えてもらえたり納得できる言葉を聞けたりします
自分がそういう人になれているかどうかは疑問ですが、少なくともそういう人の心の弱さを理解出来るような人になりたいと思っています
これからあるであろう辛いことも、嬉しいことも楽しみながら人生を送って行けたらと思います
読んでいただき、ありがとうございます
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