人生は一度きり!!なんていいますよね
同じ時間は取り戻すことはできないので確かに人生は一度だけですが、生き方は何度でもやり直せるものだと思っています
『離婚』も人生をやり直すひとつの手段で、離婚後を第二の人生と例える人は多いですよね
私も離婚を経験していて、離婚する前と後では別の人生のようで、まさに『第二の人生』という言葉がピッタリだと思っています
今でこそ離婚した事を軽く言えますが、当時は『離婚=人生が終わる』かのように感じていました
幸いにもそれまでの人生で大きな失敗を経験していなかったので、離婚(人生が終わる)か、結婚生活を続けるかのような気持ちでした
離婚は人生が終わるかのような気持ち
離婚をするために結婚する人はいないように、私も両親のように平和な結婚生活が長く続くものだと考えていました
ある意味『離婚』の選択肢が私の頭の中にはありませんでした
ちゃんと結婚生活を続けていかなければならない
汚点を作ってはいけない
離婚をすると自分が人生の敗者になるかのような気持ちでした
しかし離婚は選択肢であり、選ぶべきではないと思っている時点で選択肢に上がっているのだと思います
離婚を考えるまでにいろいろな要素が重なってはいますが、結婚生活を続けても、離婚をしても人生が終わるかのように思った時『離婚』に考えが傾きました
離婚の決定打
決して離婚を推奨しているわけではなく、離婚をせずに自分の未来を切り開いていく人もいることでしょう
私の場合は、夫にとって仕事が第一、次いで他人、、、家族は一体何番目でしょうか?妻の位置は?という生活から抜け出したかっのかもしれません
遠くを眺めながら『このまま消えてなくなりたい』と思う毎日の中、決定的な出来事がありました
それは『離婚』を言い出した私に対し、元夫の知人から責められたことでした
元夫側の人なので元夫を味方するのは当然ですが、私の知り合いでもあったので余計に『あぁ。夫のまわりで私は悪者になっているのだ』と感じました
この瞬間『何となく流されて離婚が有耶無耶になるのは嫌だ』と明確に離婚を決めた事は今でも鮮明に覚えています
離婚後は今までの自分とは別物
離婚の前後あたりは、何もかもがどん底のようで自分に自信がなく何かにすがるような気持ちで自分の考えや気持ちに納得のいくような言葉を探していた時期でした
いろいろな本や誰かのブログを読んでは同じ境遇の人に共感し、自分にはなかった考え方知っていきました
離婚をして何かしら吹っ切れてしまえば、今までの悩みや苦悩は何だったのだろうか?と思えるほど別の自分になったかのような気持ちです
離婚をして前へ進めるようになる過程で自分の考え方を変えざるを得ませんでした
だから離婚前と後の自分の考え方の違いが、離婚後を第二の人生と思わさせてくれるのかもしれないと感じています
第二の人生は自分だけが分かれば良い
苦しくて空回りしているかのように無理に元気を出そうとしていた時期や弱い心に流されて怠惰に過ごした時期もありました
でもそういった時期があったからこそ、弱い自分を受け入れ、自分以外の誰かを頼っても良いということを知り先に進むことが出来たのだと思います
誰しもが最初から強いわけではなく、いろんな経験をして多彩な考え方があることを学び、自分を広げていくのだと思います
第二の人生と思えるのは人として、経験を積みそれまでの自分より少しでも成長できた証ではないでしょうか
たとえ他人からは大した事ないと思われたとしても、自分にとって未来が明るく見えたなら十分です
読んでいただき、ありがとうございます
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