子供の成長に期待する親は多いですが、その想いを受けそのまま大きくなってくれる子供はなかなかいないものではないでしょうか
私は離婚を経験していて、一緒に暮らしている子供と元夫の元にいて離れて暮らしている子供と、3人の子供がいます
どの子に関しても自分が思い描いた成長とは全く違った成長をしているなあと感じます
親は期待しない方が子供の成長には良いようですが、期待してしまうのも親の愛情のひとつだと思います
その狭間で子供のために親としてどう在るべきなのか、私も含め悩む親は多いのではないでしょうか
親の期待は果てしない
立派な大人になって欲しい、、、
明るく社交的であれば社会に出ても困らないだろうな
きちんと勉強して大学を出て欲しい
スポーツなど趣味を持って一生懸命取り組んで欲しい
親であれば子供に対する理想や期待は様々あると思います
私も人の親で、自他共に認める親バカなので上記のような期待は持っていたし、今でも持っています
しかし世の中は自分の想像通りに進む事は少ないように、子供も親の期待通りに成長してくれるわけではありません
それどころか良くも悪くも思ってもみなかった方向に進む姿に驚かされることも少なくありません
親の期待と子供の成長は同じではない
私は外へ出ることが好きで、子供も外に出て色々な経験をして沢山のことに興味を持ってくれたらと思いながら色々な場所へ連れて行っていたハズなんですが、、、
我が子たちは全員超インドア派かつ人見知りで、私の期待どころか労力も徒労に終わっています
とくに長男と1番下の子は、ゲームやタブレットなどインドアな事が大好きです
買い物など大人が楽しむ様な場所ではなく、本当に遊園地など子供が遊び楽しめるような場所や目的を示し興味が無ければ行かなくなってしまいました
成長とともに自分の好きな事、そうでない事も出てくるので仕方がないとも思います
しかし初めての事に対しては、する前から嫌悪するのではなく興味を持って経験してみて欲しいなぁと思います
過剰な期待は子供の負担になる
親が期待し応援することで頑張ってくれる子供は多いですが、過剰な親の期待は子供の自己肯定感を下げるそうです
親が子供に期待する時って『我が子であれば出来るはず』という気持ちがどこかにあるようで、他所の子であれば諦めきれるのに我が子だと諦めきれないんですよね
親としては、子供がちょっと頑張れば出来る事だったり出来て当然だと思っているような事だと熱が入ってしまうものではないでしょうか
子供のやりたい事と親が期待する事が一致していれば子供の成長には良い環境と言えますが、そうでなければ親の期待を押し付けてしまう形になる可能性もあります
子供が小さな頃は励ますことで何に対してもチャレンジしていたのに、大きくなるにつれ無理にすすめると子供の負担になっているようで余計にやる気を無くしているのが分かります
取り繕うかのようにアドバイス程度に方向転換しますが、どこまで言うと親の押し付けになってしまうのか判断が難しいところです
子供の可能性は大きい
私の両親は子供に過剰な期待を掛ける親ではなく、その上私は次女というかなり自由な位置でもあったので余計に期待を掛けられることはありませんでした
しかし今思えばそれは期待されない寂しさもありましたので、子供への期待全てが悪いものだは思っていません
程良く期待し子供の出した結果を受け入れる寛容さが必要なのだと思います
それに子供たちはたくさんの可能性を持っていますので親の思い描く通りに進んでくれなかったとしても、思いもよらない形で自分の幸せになれる道を見つけてくるのかもしれません
その可能性を信じて子供が親を必要とした時にサポートしていける親でありたいと思います
読んでいただき、ありがとうございます
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