子供にとって親は両親揃っている事が一番ですが、いろいろな理由から離婚する人も少ないありません
しかし離婚をして子供と離れて暮らしたとしても、子供のことが大事であり、子供と心を通わせていたいという親も多いはずです
私も離婚を経験し、元夫の元にいる子供たちと離れて暮らしています
そばに居てこそ伝わる想いというものはあるもので、離れて暮らすことで想いが伝わりにくいと感じることが多々あります
とくに思春期を迎えた頃から息子に対して強く感じるようになりました
拒絶ではなく無関心!?
『好きの反対は無関心』といいますが、憎しみさえも向けられないというのは本当に寂しいものです
息子はもともと出不精であまり外に出ることを好みません
高校で不登校になってからは、一緒に暮らしている元夫が誘っても家から出ない生活を送っていました
不登校でみんなに会いずらいということもあるのかもしれませんが、お誕生日のお祝いをしたいと言ってもこない
LINEがブロックされているのか既読にならない
私からのアクションに対し『イヤ』『嫌い』『行きたくない』などハッキリとした拒絶はありませんが『無』です
こちらから関わり合う努力は続けても、何度も繰り返していると心が折れてしまいそうですよね
無償の愛は存在しない!?
誰かに何かをする時、見返りを求めてしまうものではないでしょうか
見返りを求めていなかったとしても、大抵の人はしてくれたことに対しお返しをしようと思うものです
優しくされたら何からしお返しをしようとするものだし、見返りがなければ、与え続けることを辞めてしまう人もいます
愛情や好意に対する見返りどころか、受け取りもしてくれなかった場合、すごく寂しさを感じるものではないでしょうか
相手が我が子であれば、無償で愛情を与え続けることもできるのかもしれません
しかし与え続けはしても、寂しさを感じないわけではないです
たった一言で救われる
離婚を決め子供と離れて暮らす中で、子供が『自分は愛されていないのではないか?』なんて思うことがないよう、ずっと愛情を与え続けると決めています
しかし息子の『構わないで』という態度や、言葉に反応してくれない姿を見続けていると、愛情は一方通行なのではないかと思えてきます
息子は私に何もして欲しくない、愛情をかけることさえも疎ましく思っているのではないかとも思ったことがあります
自分がやっていることは無駄なのかもしれない
何も受け取ってもらえない
愛情を返してもらえないばかりか受け取ってもくれないのは悲しいことです
もうやめよう、相手がそういう態度ならこっちも同じ態度で返して関係を壊してもいいんじゃないかと考えたこともあります
しかし息子の高校卒業式で久しぶりに会えたとき『またね』と手を振ってくれました
これだけは言わなければ!!そんな息子の振り絞るような声と姿を見て自分のやってきたことは間違いではなかったと思えました
愛情の受け取り先
よくよく考えてみれば見た目は私から息子への愛情は一方通行ですが、本当にそうかは息子にしかわからないことです
明確に確認しきれないヘタレな上に、息子のちょっとした態度と言葉だけで嬉しく感じてしまう自分は安い人間だなと思います
しかし私の行き場が無かった息子への愛情は、きちんと受け取って貰えてた、そう感じることが出来ただけでも大進歩です
きっと一緒に暮らしていても、いなくても、子供からの一言やちょっとしたことで、親は『これで良かったんだ』と思えてしまうのだろうと思います
一緒に暮らしていないので、してあげれることも少ない分、そういう機会は少ないですが、めげずに自分なりに頑張っていこうと思いました
読んでいただき、ありがとうございます
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