『同居』と聞くと、嫁姑問題が大変そう、気を遣いそう、自由がなさそうなどマイナスイメージが強い人が多いですよね
何なら『上手くいかなくて別居するのでは?』なんて家庭内のトラブルを想像する人もいるかもせれません
同居は、家族とはいえ他人が一緒に暮らすものなので、しなくて良いのであればしない方がお互いのためだと思います
私も夫の両親と同居していて、特に大きな問題も無く過ごしていますが、それでも我が家の同居が成功しているかというとそうでもないと思っています
もし、我が家の同居が成功だと思っている人がいるとしたら、それは夫だけではないかと思います
同居の失敗は分かりやすく成功は判断し難い
同居が失敗と思えることは、義両親との関係が悪くなったり喧嘩など諍いがあって一緒にくらすのが無理だと判断するなどハッキリと分かりますよね
それに対し、同居をしていても上手くいっていない場合もあり『我が家の同居は成功だ』と判断するのはすごく難しいことです
成功といえるのは一緒に暮らしても大丈夫だけれど、何らかの理由で同居が出来なくなり計画的に円満に同居を解消した時
または同居の末にわだかまり無く義両親を見送ることが出来れば、もしかしたら『我が家の同居は上手くいっていた』と言えるのかもしれません
同居の失敗は目に見えてハッキリと分かりますが、『上手くいく』というのは分かりにくい上にずっと継続出来てこそのものです
同居が上手くいっていると思っているのは夫だけ!?
同居をしていく中で1番大事なポジションにいるのは、我が家であれば夫である義両親の実の子供ですよね
このポジションにいる人であれば一緒に暮らしていて、親とパートナーから苦情が出なければ上手くいっていると思えるかもしれません
両親ともパートナーとも何の問題も無く良好な関係で、両親とパートナーの関係も問題無く見えた場合、家族のくくりとして恒久的に続くものだと思えるのではないでしょうか
私の夫も何だかんだ気を遣ってくれますが、『我が家の同居は大丈夫』といった雰囲気を感じます
しかし、義両親とお嫁(婿)さんは元々は他人です
実際は言わないだけで両者の間には埋められないほどの大きな溝が出来ているかもしれません
不満は自分だけではない
生活習慣の違う人達が一緒に暮らす大変さに加え、関係を継続していかなければ成り立たないのが同居だと思います
私も今のところは夫と同じ様に、我が家の同居は上手くいっていると思っています
しかし、そう思ってはいても我慢出来る範囲の小さな不満は少なからず持っています
私がそうなのだから、私が気付いていないだけで義両親にも言葉にしていない不満が溜まっているかもしれません
多くの人は同居は義両親が望み、お嫁さんが大変な思いをするものだと考えがちですが、『同居を解消したい』という考えに至る可能性はお互い様ですよね
それを考えると、我が家の同居は失敗していないとは言えますが、手放しで成功とは言えません
同居を『失敗』で終わらせないために
義両親は結局は他人で、自分に夫の親だからと思う部分があるように、義両親にも息子の妻だからという前提がある関係です
今は上手くいっているかもしれませんが、明日、明後日は何が起きるか分かりません
どんな関係だとしても、お互いに良好な関係を築く心遣いがあるから成り立つもので、そうでなければ関係が壊れるのは早いものです
同居はお互いに大変ですが、良い面もたくさんあると思います
同居が終わった時『同居をして良かった』とお互いに思えるよう頑張っていけたらと思います
読んでいただき、ありがとうございます
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