新しいランドセルに黄色の帽子の子供を見ると初々しく春を感じます
私の娘も先日入学式を終え、新一年生として学校へ通うこととなりました
子供は学校を楽しみにしていて嬉しそうにしていますが、親としては子供を1人で送り出す心配の方が大きいですよね
自分も同じ道を歩んできたにもかかわらず、娘が1人で学校まで歩いて行くのかと思うと心配で後を追って行きたい気持ちです
子供の登下校は交通事故も心配ですが、犯罪に巻き込まれないよう徹底した指導も必要です
悪い事はほんのちょっとした隙をついてくるのだと実感する事件がありました
大胆不敵な犯行
娘の通う校区内で、車に乗った男が『遊びに行こう』と登校中の女子生徒に声を掛ける事案が発生しました
女の子は黄色い帽子にランドセルカバー、どうみても新しく学校に通い始めた1年生です
前日はどの局のニュースでも入学式の映像が流れていて多くの人が登校初日だと分かっていました
要所要所では旗振りの大人が立っているにも関わらず、その隙をついて声を掛けています
確実に誘拐、いたずらなど子供にとって良くないことが目的ですよね
保護者が1番注意している登校初日に行動に移すという何とも大胆な犯行てした
犯罪は他人事ではない
声を掛けられた女の子は、その場を走って逃げ何も無かったのですが、防犯ブザーを押すのも忘れるくらい怖かったそうです
今回の件で心底怖いと感じたのが、声を掛けられたのが娘のお友達だったことと、場所が娘の登校ルートと少し被っていることです
時間が数分違えば、娘が遭遇していた可能性も否定出来ません
ひと昔前であれば、裕福でもない普通の家庭の子供は誘拐なんて心配もしていなかったのかもしれません
しかし、近年はイタズラ目的など子供を狙った犯罪も多く、特に女の子を持つ親は心配が尽きません
犯罪に遭うのは親の責任か!?
当然のこと、犯罪を犯す人が1番悪いのは分かりきっていますが、親御さんに対して『なぜ一緒に行ってくれる人をみつけてあげなかったのか?』という疑問があります
家の立地や環境などで、近くに知っている子や一緒に行ける子がいなかったのかもしれません
しかし、家からでなくても途中からでも一緒に行ける子はいたはずです
しかも子供が歩き慣れた道を使うよう指導していたため、他の子が滅多に使わないルートが入っていてその辺りで声を掛けられているようです
どう見てもそのお宅の近所を登校している子はたくさんいて、一緒に行けなくても一緒の流れで登校していれば良かったのかもしれません
当事者ではないので起きた後だから、親御さんに対して『何でもっと、、、』と思うのかもしれません
本当に何事もなく無事で良かったと思います
犯罪に遭遇しにくい環境を作る
今回のことは当日の夜に連絡が回ってきたので、即座に子供に声を掛けられても付いていかないこと、防犯ブザーを使うことをしっかり指導しました
きっと声を掛けられた子供の親御さんも、こうやってキチンと指導していたのだろうなと思うと、どんなに注意してもし足りないのだと感じます
子供は成長してどんどん何でも1人で出来るようになっていきますが、子供の力を過信するのも良くないですね
親の手を離れていくことは分かっていますが、子供のために環境を整えることの大切さを再確認しました
環境を整えつつ、子供の防犯に対する意識を高めていけたらと思います
読んでいただき、ありがとうございます
コメント