子供は成長の過程でたくさんのお友達と出会っていきます
お友達と仲良く遊んでいる姿を見ると微笑ましく感じるものですが、仲良く一緒にいる時間が多くなればなるほど子供同士の問題も起きてしまうものです
子供が小さなころは、お友達ときゃあきゃあ言いながら遊んでいるだけだったのに、成長するに伴い大人顔負けのやり取りや約束事をしてくるようになるものではないでしょうか
私には小学校低学年の子供がいるのですが、女の子ということもあり既に子供同士の交友関係に悩まされることが多々あります
仲良くなれば長く一緒に居たくなるのは理解できますが、家庭の事情、親の事情など関係なく子供同士での約束や物のやり取りに戸惑いを感じます
大人であれば出来て当然のことでも、これから学んでいく子供には出来ないことも多々あり、交友関係にルールを設けなければならないと感じる親は多いのではないでしょうか
子供同士の勝手な約束と物のやり取り
子供が保育園の時は勝手に約束をしてきても、親同士が話していなかったり、連絡先を知らなくて園外で遊ぶことはありませんでした
しかし、小学校入学後から近所の同じ学校の子と仲良くなり、放課後になるとお互いの家へ遊びに行くようになりました
まだ1人でお友達の家へ行くことは出来ないので親としては『そんなこと聞いてないし、急に言われても困る』といった状況です
可能な限りで約束は守れるようにしてあげたいですが、相手方の保護者に了承を得ていない約束は反故にしています
また、1番困るのは子供同士だけでの物のやり取りです
明らかに子供の友達の親が子供の友達のために買ってあげたものや、子供のお小遣いでは買えないものを貰ってきた時は『本当にくれたのだろうか?』と心配になることもあります
子供同士の物のやり取りはOKか!?
我が家は基本的に、友達同士の物のやり取りは禁止しており、相手方の親ともそういうことはしない様に話してあります
子供同士で手作りしたものや、お土産などは良しとしていますが、そうでない物はお友達がくれたとしても、それはお友達の親が子供のために買ったものです
お金を払って買っている以上は、お友達が『あげる』と言ったとしても、お友達の親が了承していない限り受け取るわけにはいかないと思っています
同様にどんなに安価な物であっても、お金を出して買っている物はもらっても返すという家庭は多いようです
親が働き、そのお金で子供のために買ったものです
我が子がお友達にあげたとして、それはそれで良いとも思いますが、せっかく買ってあげたのに、、、とも思いそうですよね
それに物のやり取りをしていると、『あげた』『あげてない』『やっぱり返して』などお友達同士でのトラブルに繋がりやすいようです
子供との約束事と注意すべきこと
子供がお友達の家へ遊びに行き出してからすぐ、遊びに行く上での約束事を決めました
・挨拶をきちんとする
・子供同士で物をあげたり、貰ったりしない
・お友達から貰ったものは言う
・お友達の家に遊びに行った時は言う
そして、私が子供に渡していない『物』を持っていた時は必ずどうしたのか確認してます
友達に貰ったのであれば相手の親へお礼の連絡を入れなければならないし、取得方法が不明な物は、もしかすると『万引』なんてこともあるかもしれません
あまり考えたくないことですが、我が子だけでなく、お友達が商品のやり場に困ってあげたなんてこともあるようです
お友達とは仲良く楽しい時間を過ごして欲しいと思いますが、全てを子供まかせにするのではなく遊びに行く上でのルールが必要です
親のちょっとした介入により、大きな事件へと発展していくことを防げるのではないかと思います
必ず相手の親へ連絡する
子供がお友達と約束や何かやり取りをしてきた場合は、必ず相手方の親へ連絡を入れるようにしています
貰ったのであれば、お礼を言うのが当たり前ですし、もしかすると相手の親は子供があげたことも知らないかもしれません
また、貰う方ばかりでなく、子供が渡してしまった時や子供同士の約束事など相手方も困ることがあるかもしれません
前述した通り親同士で情報の共有をする事で子供の犯罪や子供同士のトラブルを未然に察知出来る環境を作れると思います
娘の仲良しの友達は3人兄妹で割と自由にさせている印象なので、親同士の付き合いは少々面倒なのかもしれません
しかし、上級生の子供がいるだけあって、子供同士のトラブルに発展しないよう気配りはして下さいます
子供が社会との関わりを持てば持つほど、子育ては1人では出来ないのだと感じますね
子供の成長の後押しに努める
親としては子供を囲いに入れて大事に育てていきたい気分ですが、子供は子供の世界を広げていっているんですよね
今はまだ遊びに行くにも誰かが必ず付いていますが、次第に1人で友達の家へ遊びに行ったり、子供たちだけで出掛けたりするようになるはずです
ちょっと寂しい気もしますが、それは子供たちの自立の一歩であり、その逞しさで興味のあるものの中へ飛び込んでいくのでしょうね
いつか完全に手が離れてしまう時がくるまでに、興味本位で行動するだけでなく人間関係のトラブルや危険を回避する考え方も身につけて欲しいです
これから友人関係や学校のことで悩むこともたくさんあることでしょう
親として、一緒に考え学びながら子供の背中を押してあげれたらと思います
読んでいただき、ありがとうございます
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