子育ては、楽しいこと、嬉しいこと、子供がいてくれて良かったと思うことがたくさんありますが、良いことばかりではないですよね
大変なこと辛いこともたくさんあり、時には整理できない感情がわいてくることも、自分の子育てに自信が無くなることもあります
私には小学生の娘がいて、子供がお友達のものや学校の物を勝手に持ち帰ってきたことがあります
いわゆる『盗った』ということですが、子供の悪気の無さや言い訳を聞き、子育ての難しさを感じました
子供に『良いこと』を教えるのは簡単ですが、『悪いこと』を教えるのは難しいですね
子供の悪行
子供が明らかに悪い事をした時というのは、本当に情けなく悲しい気持ちとともに自分の子育てのやり方に自信が持てなくなります
娘は、保育園の時もお友達の物を勝手に持ち帰りったことがあり、その時は本気で何度も叱りました
その後は保育園で見つけたものは先生へ、屋外の時は交番へ届けるようになりました
しかし、小学校へ上がりそれまで話していたことはすっかり忘れたかのように、学校の物を勝手に持ち帰ってきました
もっと遊びたい!可愛いから欲しい!とポケットへ入れてしまったようです
お友達の物は持ち帰ることはなくなりましたが、状況が変わり学校の物であれば良いと思ったのでしょうか
勝手に持ち帰ることは悪い事だと理解していたと思っていたのですが、私の子供に対する過信だったようです
小さな子供の善悪の意識の低さ
学校のちょっとした備品を持ち帰ってしまうことは、どの子にも多少はあるのではないでしょうか
娘も軽い気持ちで持ち帰ったようで、ダメだということをよく理解していなかったり、真っ先に『欲しい』という気持ちが出てきたのかもしれません
自分の気持ちを優先させてしまうのは、まだ人生経験が少ないので悪いことをした先が想像出来ないのだと思います
後先を考えず、そっとポケットへ、、、なんてことになるのですが、その時はそれが悪い事だという所まで考えていないようです
盗ってきた物に対してやましい気持ちを持ち合わせてはいるようで、その気持ちを感じるのが遅いのでしょうね
盗ってはいけない理由を理解させるのは難しい
世の中には善悪がハッキリ線引き出来ないことがたくさんあり、子供に『やってはいけない境界』を教えるのが本当に難しいですよね
ただ口で説明してもなかなかピンとこなないので、悪いことをした時こそきちんと学ばせるチャンスだと思います
『盗る』ということは、してはいけないことだし、何よりも『悪いこと』です
してしまえば、まわりから信用されなくなったり、友達がいなくなってしまうかもしれません
そして、された方はどう感じるのか?よく考えるように話しました
子供には何度も伝えていますが、毎回最後はちゃんと心に届いているのだろうか?と心配になります
なぜなら話をしている時は神妙な面持ちで聞いていますが、話が終わってしまえば本当に理解出来たのか?と思うほどコロッと態度が変わってしまうからです
身内以外の誰かに叱られた方が、より懲りるのかもしれません
『盗るのは悪いこと』を学ばせるには
二度としないためにも何故ダメなのか、きちんと理解して欲しいですが、とりあえず『ダメな事』と頭に叩き込めれば良いとも思います
頭で理解出来れば、何故ダメなのかは成長していく上で学んでいくこともできるはずだと思うからです
私としては、子供が学校の物を持ち帰った時、キチンと一緒に謝りに行くべきだったと感じています
お店など売り物を持ち帰った場合は、間違いなく謝罪に行っていたはず
学校にしてみれば、ちゃんと子供が返したのでそこまでする必要はなく、物によっては逆に迷惑かもしれません
でも、親が謝る姿を見て、子供はそこまでしないといけないほど悪い事なのだと理解したかもしれません
物事の大小に関わらず、親としての責任を果たし一貫した態度が大切だと思いました
子供のために叱る
子供が悪いことをした時、親がどう動くかによって子供の将来さえも左右すると思います
今回は、もう少し遊びたいなぁと思ったものを軽い気持ちで勝手に持ち帰り、叱られて翌日には返してきました
本人に『盗る』という気持ちがあったかどうかはよく分かりませんが、悪いことというものは軽い気持ちでも出来てしまいます
後になって取り返しが付かなくなった、、、なんてことにもなります
そうならないためにもきちんと考えながら行動出来るようになって欲しいし、誘惑に勝てるような心を持てるようになっていってくれたらと思います
読んでいただき、ありがとうございます
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