時代とともに生活環境が良くなり『シラミ』なんて聞いたことのない人や、子供の頃学校でシラミが流行った、など『昔のこと』と思っている人も多いのではないでしょうか
しかし小さな子供のいる世帯では意外と『シラミ』の話題に触れることが多いです
『頭の髪の毛の中に虫がいる』
想像しただけても気持ち悪いことこの上無いですが、我が子の髪の毛の中に虫やその卵を発見した時は言葉を失いました
子供がシラミに感染したということは、必ずまわりにシラミを持っている人がいる、かつ移している可能性があるということです
そして、それから始まるであろうシラミ退治の大変さを考えるとため息しか出ません
シラミの見つけ方
シラミがいるかどうかは、動き回る成虫より卵を探すと良いようです
シラミの卵は、髪の毛の表面よりも耳の後ろや後頭部など髪をかき分けた内側の髪に、根元付近に小さな白いものが付いています
我が家の場合は、娘が髪にブラシを通したあとの落ちた髪の毛を集めながら『虫がいる』と数日にわたり言ってきたのがキッカケで判明しました
何度も同じタイミングで『虫がいる、、、』と言うので、もしかして!?と床の虫とネット検索したシラミを比較し、娘の頭を確認したところシラミの卵を発見しました
ひとつ見つけてしまえば、ポツポツと髪の毛に付いた白く丸い卵が何個もみつかりました
シラミのうつりかたとシラミは大人にもうつるのか!?
子供がお風呂を面倒くさがりシャンプーを適当にしていたり、シャンプーの泡が残ったままお風呂を上がっていました
『汚くしてたら虫がわくよ!!』とシラミがつくような脅し文句を言いましたが、不潔だからシラミがうつるわけではありません
実際はシラミを持ったお友達との接触やプールなど集団生活の中で頭や体を寄せ合う機会が多いとうつりやすいようです
家庭内でもタオル、ブラシの共有や同じ布団で寝るなどの行為でうつる可能性があり、調べてみると家族全員シラミに羅漢していた、、、なんてこともあるようです
シラミは子供に多いですが、大人にも移ることがあるので子供を抱っこしたり添い寝をしている母親は特に注意した方が良いようです
自分の子供にシラミが見つかった場合、『もしかして!?』と自分の頭を確認する親は多いのではないでしょうか
学校への報告は必要か
保育園など小さな子供の集団生活ではシラミが発生した場合は保護者にアナウンスされます
園でもシラミの検査が定期的に行われることもありますので、まわりには伝えなくても園には早目に知らせるのが良いようです
しかし小学校では学校や地域性があるのか、広範囲で感染しない限りは何も言わないのか、学校から広報されることはありませんでした
小学生ともなると子供がまわりの目を気にしたり、イジメなどが心配で家庭内だけで対処することが多いのかもしれません
確かに頭にシラミがいたからといってお友達に『シラミがいるからくっつかないでね』なんて、恥ずかしくてなかなか言えないですよね
と思っていたのですが、娘の場合はオープンな性格をしているようでお友達にシラミの話をしたようです
そのお友達から返ってきた言葉は『私もシラミいたよ!』でした
子供同士で移し合うことを考えると、学校に伝え周知してもらわないと再度感染してしまうのかもしれませんね
シラミの治し方
シラミを見つけてから皮膚科へ行くことも考えましたが、検査をしてシラミと判明すれば結局は市販のシラミ用の薬やシャンプーを使うことになるようです
我が家では市販の『スミスリン』というシャンプー式の薬を使いました
薬と一緒にシラミを獲るブラシも付いているのですが、娘の髪が細過ぎて成虫は獲れても卵が取ることが出来ませんでした
シャンプーでは卵に入っている虫は殺せませんので、シャンプーで成虫を、ブラシで卵をとりながら駆除した方が早くいなくなるようです
幸いシラミ経験者の方から専用のブラシを借りることが出来ましたが、シラミを発見して1週間後くらいに借りたので成虫はいないけど卵だけが残り長い時間をかけてしまいました
あの小さな卵をピンポイントで取る作業は、もう二度としたくない、、、と思いました
読んでいただき、ありがとうございます
コメント