子育てをしていると、ママ友や親戚、近所の人など、いろんな所で子供を褒められることがないでしょうか?
小さな子供に至っては、そこにいるだけで『かわいい』と言われたりもします
子供が褒められた時、親として何と返事をしているでしょうか?
大半の人は自分が褒められた時のように、謙遜して『いえいえ。そんな事ないですよ』と否定的な返事をしているのではないでしょうか?
先日、保育園の先生とお話していると『○○ちゃん(娘)、ご飯の後片付けを手伝ってくれるんですよ。しっかりしていますね~♪』と褒められました
親として子供が褒められると凄く嬉しくて内心は喜びでいっぱいですが、口では『そうでもないんですよ~』と返事をしていました
言った後に『あ!!娘の良い所を否定してしまった…』と気付きました
褒められると否定してしまう
私は自分でも自覚しているほどの親バカで、子供たちのことは『可愛い』『賢い』と豪語しています
私のように、親バカでも子供の事を褒められると否定してしまう『謙遜は美徳』という日本人気質な親は多いのではないでしょうか?
また褒められて謙遜する気持ちもありますが、お世辞だったり、コミュニケーションを取る為の会話の切り出しに子供を褒めたり、そんな大人の事情が分かるから否定してしまう事もあるかもしれません
お世辞だったのに間に受けちゃうんだ…なんて思われたくないし、相手に自慢だと思われるのも嫌ですよね
謙遜しておけば無難に会話が進む場合もあります
親にとっては謙遜や単なる会話の流れで、あまり深く考えずに否定しがちですが、その否定の言葉を聞いた子供は自信や、やる気を無くしてしまうこともあるんです
子供の自尊心を傷付ける
子供って意外と大人の話を聞いているんです
3歳児の娘でさえ大人の会話を聞いていて、話に入ってこようとしたり、ジッと見ながら聞いていたりします
幼児でも聞いているのだから、もっと年齢が高くなれば話している内容も分かっていますよね
自分が褒められていたら嬉しいだろうし、 それを親が否定したら凄くガッカリすると思います
親が言うんだから自分は出来てない、ダメなんだと自信を無くしてしまうかもしれません
自信を持っていた事を否定されて自尊心を傷付けられてしまうかもしれません
大人であれは、会話の流れで言った否定の言葉も本心では無いという事が分かるかもしれませんが、子供に建前は通用しませんので否定の言葉も信じてしまいます
自分が思ってもいない事で、子供が傷付くなんて不本意ですよね
褒め言葉は受け取る
褒め言葉に機嫌を良くして『うちの子すごいでしょう!』と言えれば良いですが『謙遜』をする人が多い中で、この返事はしにくいものですよね
私は褒め言葉には『ありがとう』と答えるようにしています
褒め言葉は自分がどう思っていようと、相手はそう思っているからこそ言ってくれています
褒めてくれた事に対し、お礼を言うつもりで『ありがとう』と受け入れると良いと思います
また謙遜する時は、子供の褒め言葉は受け取りつつ自分を謙遜するようにすると良いそうです
娘は夫に似てお目目クリクリなので、よく『可愛いね〜』と言われます
『私に似てなくて、可愛いんですよね〜』と返事を返しています
実際『可愛いね〜』と言いながら私の顔をガン見して、私の返事に納得されることが多いんですけどね…
子供を1人の人間として扱い、褒め言葉に対して肯定しつつ『そうみたいですね〜』と他人事の様に返事を返しても平穏に収まるようです
良い部分を伸ばす子育てに役立てる
子供を一番大事に想っている親が、子供の良い部分を否定してはいけませんよね
いかし、現状はどうであれ親はみんな『褒めて育てる』子育てをしたいと思っているのではないでしょうか?
良い所は褒めて自尊心の持てる子になって欲しいですよね
自尊心を持つと自己肯定感が高まり、自信、やる気、生きる喜びを持てるようになります
リーダーシップが取れたり、何でも前向きに挑戦していける、そんな人に私の子供たちも育って欲しいです
他人が褒めてくれる部分は、親も子供本人も知らない、子供の良い所かもしれません
親が受け入れることで、子供も『自分にはそんな良い所もあるんだ!!』と気付いてくれると良いですよね
子供の為にも『褒め言葉』は謙遜するのではなく、上手に子供の自信に繋がるように会話が出来るようになる必要がありますね
読んでいただき、ありがとうございます
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