可愛くて仕方なくて、出来るならぐりぐり可愛がりたくなる娘がいます
娘は一人っ子で、同居中の義両親にとってもたった1人の孫で、可愛がる人ばかりに囲まれています
一人っ子って甘やかされて我がままに育つイメージが強いですが、少子化が進んでいる時代なだけに我が家のように一人っ子の家庭は多いのではないでしょうか?
娘は現在保育園の年少さんで、色々な事に興味を持ち、何をするにも全力でやっています
子供が今まで出来なかったことが出来るようになると自分の事のように嬉しくて、なるべく挑戦できるよう仕向けてきたつもりでした
しかし、保育園で園長先生に呼び止められ、子供に対する甘やかしを指摘されました
ちょっとずつ子供の出来る事を増やしていっている最中だっただけに、私にとっては青天の霹靂ともいえるほど驚きでした
甘やかしを注意される
園長先生が言うには、まだ完全に自分の事を何でも出来るわけではないですが、少しずつ出来る事を増やしていけるよう促していく必要があるそうです
登園時の抱っこや荷物を持ってもらう、園では自分のしたくない事はサササーッとその場を離れ遊んでいるという事を言われました
実際は色々な場面で『自分でしなくても誰かがしてくれる』という考えが出ているのかもしれません
今はその程度ですが、成長してくると『したくないから、誰かにさせる』という考え方になったりするようです
今年に入ってから、ようやく自分で歩いて登園してくれたり、先生のお手伝いが出来ると褒められた矢先だっただけに『どうして?』という思いが抜けませんでした
よくよく話を聞いてみると、誰が何を出来ない!と細かい事を言われているのではなく、クラス全体的に一人っ子が多く、一人っ子とそうでない子で自主性に差が出ているようです
子供本人の為の躾
我が家は甘やかす人が多いので私だけでもと厳しくしてきたつもりだったのですが、やはり子供が1人だと躾ける気持ちより可愛がる気持ちの方が強くなるようです
子供が自分で出来るようになる成長と、親の忍耐力はセットだと思います
子供が喜ぶ姿を見ると嬉しいし、上手く出来ないでいると『手伝った方が早い』と思ったりしませんか?
しかし、可愛いからと甘やかし過ぎたり、行き過ぎたお世話は子供の為になりません
親側で手を出さない我慢が必要です
親がいつでも構える小さい時は良いですが、子供は成長して親からどんどん離れていくものです
自然の摂理でいけば、いずれ子供は1人で生きていかなければなりません
一人っ子であれば尚更、親が構い過ぎた結果何も出来なくて困るのは子供です
子供が可愛くて大事であればあるほど、自分から挑戦し出来るようになる子育てが必要だと思います
我が家のように、自分ではきちんと育てているつもりでも、まわりから見れば甘やかした子育てをしている家庭は多いと思います
子供を想って指摘してくれる人の言葉は有難く聞かなければなりませんね
子供の自発性を育てる
子供が自発的に何でもするようになる子育てが大事なんだそうです
親からあれこれ『しなさい』と言って『させられる』のではなく、子供から『これをやったら喜んでもらえるかな?』と自分から人に喜ばれる行動を取れるように育ってくれるのが理想です
大人でも本当はやりたくないけど誰かが喜んでくれるからやれるって事がたくさんありますよね
その為には子供がお手伝いなど興味を持ちだした時がチャンスで、何かをしてくれたら『助かった』『ありがとう』など人の役に立てる嬉しさを感じる必要があります
我が家は園長先生に甘やかしを指摘された日の夜、祖父母も含めて子育ての見直しを話しました
姑と話すと『甘やかしてたね』『手を出し過ぎてたね』という事がたくさん出てきたので娘の為にも改善していく方向になりました
家庭と保育園で協力
一応甘やかしと躾の区別はついているつもりだっただけに言われた時はかなり驚いたし、子育てにダメ出しをされたようでショックでした
育て方に口出しされたくない!
我が子は大丈夫!
本当に出来ていないの?
そんな複雑な気持ちが湧いてきましたが、園長先生の言葉は娘の事を想っての言葉です
家族みんなで受け止め、子供が将来困らないように育てていきたいですね
また、甘やかされているというのは愛情たっぷりだともいえます
愛情をたくさん感じることは良いと思うので、そういった良い面は残しつつ子供の為の子育てをしていけたらと思います
読んでいただき、ありがとうございます
コメント