子供のいる夫婦で、お互いの子供の躾や教育方針で意見が合わず困っているという夫婦は多いのではないでしょうか
叱り方の違い、甘やかし方の違い、躾のポイントや教育方針の違いなど意見が食い違うことがあります
なかには残念なことに子供の教育方針の違いが離婚へと発展する夫婦もいます
しかし、例え離婚の理由が子供の教育方針だったとしても、お互いに子供の成長に関わり合うのであれば子育てについてきちんと話し合っていく必要があると思います
私も離婚を経験し、元夫の元に2人の子供がいます
私の場合は離婚理由は他にありますが、元夫と離婚する前から子育てに対する考え方には相入れないものを感じていました
時には話したくない!と思うこともありましたが、離婚して10年やはり話し合わずに済ませるべきことではないと感じています
・夫婦の子育てへの価値観の違い!お互いを知ることで協力できる
離婚をしても教育方針は話し合うべき
離婚をして自分が子供を引き取り元パートナーは子供に全く会っていなかったり、会わせても子育てに全く関わらせないのであれば自分の教育方針だけで良いのかもしれません
しかし、離れて暮らす親が子供の成長に関わっていきたいと思っている以上、親同士子供の教育方針や子育てについて話し合うべきだと思います
子供は意外と親の言動を注意深く見ているものです
離婚をして離れて暮らしていても親の言動は子供の成長に大きく影響を与えるものだし、子供と接していく中で良い事、悪い事を学ばせていくものではないでしょうか
我が家の場合は、子供の勉強や進学の事に関しては子供の希望を第一に考えた上で、お互い穏やかに話し合えていました
しかし、日常生活の生活スタイルやしつけに関しては、ぶつかることが多く喧嘩してお互い嫌な気分になっていました
嫌な思いはしてきましたが、子供たちは元夫と私の想いを汲んで成長してくれていると思います
相手の子育て方針も尊重
『叱らない子育て』というのがありますが、本来の意味としては全く叱らないわけではなく、子供の考えや気持ちを聞いた上でダメな事はダメだと言い聞かせるものです
それを実践していたわけではありませんが、元夫のどんな時も叱らない子育てが合わないと感じていました
元夫の場合は、頭ごなしに怒らないのは良いのですが、おちゃらけるので子供たちは悪い事を悪いと理解出来ていないようで何度も繰り返したり仕舞いには一緒に遊んでいたりしました
見ている方としては、それが親のやる行動か!?とイライラして元夫に文句を言っていました
しかし、元夫には元夫の子育てに対する持論があるはずで、元夫の子育て方法と、私から言われる子育て方法の違いに悩んできたはずです
それに子供と一緒に暮らし実際に子育てをしている者にしか分からない苦労もあるはずですよね
元夫は子供をきちんと育ててくれている、それは大変な事でまわりがとやかく言うのは簡単なんだと思えた時、子供を育ててくれていることに感謝し一歩引いた気持ちで接することが出来るようになりました
ぶつかり合うことで自分の考えを理解してもらえることもあるし、逆に相手の考えを理解することも出来るのではないかと思います
子育てのサポート役も必要
子供にとっての親は完璧な人間かもしれませんが、実際に完璧に何でも出来る人なんていませんよね
子供の親同士子育てについて話し合うことも必要ですが、離れて暮らす親は子供と一緒に暮らしている元パートナーの子育てをサポートすることも出来ると思います
子供と離れて暮らす親は、たまにしか会わないからこそ与えれる影響もあると思うからです
元夫は褒めたり、子供と一緒に遊ぶことは上手でしたが、叱る時になると全て冗談混じりで遊びになり子供の将来が心配になることもありました
当然子供たちは甘やかされ気味で、優しい子ではありますが、少し自立心が低いように感じます
なので、会っている時は少し苦手なことに挑戦するよう促してみたり、期待を込めて改善策を提案したりしています
子供と一緒に暮らす親が出来ない部分をサポートすることで、子供の成長や子供との信頼関係にも良い影響を及ぼすのではないかと思います
離れて暮らしても親は親
離婚をして離れ暮らす親は、離婚は望んでも子供と離れるのは不本意で子供と離れたくなかったという人は多いのではないでしょうか
子供の成長に期待する気持ちは子供と暮らす親と同じで、離れていても子供がちゃんとした大人になり幸せな人生を送って欲しいと願っています
元パートナー同士、子育てに関して意見がぶつかり合うのは子供の事を考えているからこそだと思うと譲歩したり相手の考え方を理解してみようと思えるのではないでしょうか
我が家の場合は、元夫が子供のことを第一に考える人なので上手くいっている部分もあると思います
離婚後も子供のことを話し合っていける人もいれば、そうでない人もいて、私の想いはただの理想論でしかないのかもしれません
しかし、子供にとっても自分のことを両親が考えてくれていたり、関わりあっていきたいという姿勢は嬉しいものではないかと思います
読んでいただき、ありがとうございます
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