むかしは離婚をする家庭は少なくて、複雑な事情の家庭は噂されることも少なくありませんでした
私が住んでいた所が田舎だったのもありますが、両親は2人揃っているのが当たり前な風潮だったように思います
そんな時代に離婚していたら、そりゃ世間の風当たりは厳しいですよね
最近は離婚、再婚をする人が多くなり、離婚自体あまり珍しい事ではなくなってきました
保育園や幼稚園などでも父の日、母の日ではなく親に感謝を伝える日という名目になっている園も多いようです
それだけ『離婚』に対して世の中が寛容になってきたといえるのかもしれません
しかし、子供がいるのに母親である女性側が親権を持たないと話は違ってくることもあるようです
離婚後の風当りは優しくない
離婚当事者に対する世間の風当たりは昔ほど厳しくはありませんが、厳しくないわけでもありません
離婚率が高くなりバツイチだということを堂々と公表する人も増えたし、それを受け入れてくれる人も増えてきました
でも、やはり『離婚はよくないもの』と思っている人もいるようです
結婚生活はパートナーとの違いを理解しお互いに受け入れていくもので、時には我慢の連続だったりします
そのせいか『我慢が足りない』という人もいれば『責任感がない』など、人によっては離婚は悪いことだからと犯罪者かのような扱いです
再婚をする場合も、相手の方によっては結婚へのハードルが高くなる可能性もありますよね
また、子供がいる場合は親権を持たない母親に対し痛烈に批判をする人もいます
必ずシングルマザーになるべき!?
世間的には離婚には寛容になってきましたが、母親が子供を引取るのが当たり前だと思っている人が多く、父親が親権を持つのはイレギュラーなようです
私も離婚をして元夫の元へ子供たちを残してきました
離婚当初は『子供には母親が必要』とか『親として責任感がない』など言われることもありました
確かに子供にとって母親は自分を産んでくれた特別な存在であり、どんな時も自分を愛していて欲しいと願う相手です
痛烈な言葉をかけてくる人は、その人の信念に基づきそれに反した相手を批判してきます
本当は子供を引き取りたかったのに出来なかった人もいるかもしれません
当時は自分の出来ること以上に精一杯頑張っていたはずなのに『もっと違う道を選べたんじゃないだろうか?』そんな自分の気持ちに追い討ちをかけるような言葉を言われることもあります
当事者が納得出来れば良い
他者からの心無い言葉に傷つくということは、子供のことで悩み、たくさん考え、苦渋の決断をしたはずです
何を言われようと、他人は他人であって当事者にはなり得ません
同じ立場、状況になれば理解出来るのかもしれませんが無理なことですよね
同じ立場、同じ気持ちにはなり得ないからこそ、その人の考えのもとにどんなことでも言えるんだと思います
夫婦できちんと話し合い、子供のために出来ることを実行出来ているのであれば他人が何と言おうと気にする必要は無いと思います
いろいろな人がいて、いろいろな考えがあり良くも悪くも思われます
理解してくれない人もいますが、ちゃんと理解する努力をしてくれる人もいるはずです
批判する人にばかり心を傾ける必要は無いのではないでしょうか
強く生きていくしかない
子供のために他人からの言葉で良い方向へと改善するのは有りだと思いますが、単なる批判であれば聞くに値しないと思います
といっても、直接痛烈な言葉を言われると辛い時もありますよね
しかし、厳しい現実を受け入れるのも子供がいるのに離婚をした親の務めではないでしょうか
例え離婚が不本意なものだったとしても自分の人生は自分で進んでいくしかありません
私も批判的な言葉に落ち込むこともありますが、そういった心無い言葉には負けない強い気持ちでいるしかないと思っています
自分の信じた道を、前を向いて進んでいくしかありません
読んでいただき、ありがとうございます
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