結婚は家と家の繋がりで、パートナーの両親や家族、親戚との付き合いが始まります
たいていのお嫁さんは、旦那様やその家族のために『良い嫁』と思われたい人は多いのではないでしょうか
私は義両親にとってはぐうたらな嫁なのかもしれませんが、『良い嫁』と思われたい気持ちは十二分に分かります
『あなたがお嫁に来てくれて良かった』そう思ってもらえたら、すごく嬉しいですよね
しかし、『良い嫁』にばかり焦点を当てて頑張ってしまうと、義両親にNOと言えなくなってしまったりします
義両親に親切にすれば『良い嫁』と思われるのかもしれませんが、媚びへつらうことではないのだと思うようになりました
『良い嫁』と思われるために
『良い嫁』というと、気が利いて何でもそつなくこなし、義両親からも存在を有り難く思われているようなイメージではないでしょうか
人によっては割り切った関係でいることも出来るのでしょうけど、私のように二世帯住宅や同居など微妙な距離だと頑張ってしまいますよね
義両親に『良い嫁』と思われたい!と強く思っている時、義両親のために出来る事ばかりを考えていたように思います
しかし、私の母は、夫と結婚し今の穏やかで幸せを感じることのできる私の生活を見て、夫に感謝していました
弟のお嫁さんに対しては、弟と一緒に居てくれるだけで有難いようです
それを見て義両親を大事にすることも大切ですが、結婚をした当の本人である夫が幸せを感じる生活であれば良いのではないか?と思いました
誰にとっての良い嫁か
義両親にしてみれば、自分たちのことを考えてくれることは嬉しいと思います
しかし、それは息子や娘夫婦が上手くいっていることが前提としてあるのではないでしょうか
普通の子供の幸せを願える親であれば、子供とそのパートナーで居心地の良い家庭を築き幸せでいてくれることだと思います
旦那様と家庭を築くために結婚をしたのに、それ以外のことに苦労し生活が成り立たなくなってしまえば意味がありません
義両親にとって『良い嫁』であることも大事ですが、それ以上にパートナーにとっての『良い嫁』であることが重要ですよね
夫婦関係の見直しも必要
中には『両親のために』という旦那様や、『嫁なのだから』という義両親もいるかもしれません
元夫は義両親は元気にしていて別居をしているのに、毎週実家に帰っていました
元夫としては家族を毎週連れて帰り、親孝行をしているつもりでしょうけど、嫁の立場としては毎週ともなると週末の予定が立てれなくなるし『またか、、、』と思えてきます
このように不満を抱えたまま頑張って夫婦関係に溝が出来てしまっては意味がありません
旦那様や義家族に自分の能力以上のことを望まれたり、苦痛に思っていることがあれば、きちんと話し合う必要があります
元夫は10歳ほど上で、あまり『話し合う』ということが出来ませんでした
だからこそ話し合える関係を築くことや、お互いの納得のいく答えを出すことは大事だと感じています
嫁としてあるべき姿より夫婦関係
嫁としての存在を認め受け入れてもらえると嬉しいですが、それは無理をして『良い嫁』になる必要はないと思います
毎日の生活の中で、きちんと家事育児を行い真面目に、時に楽しく家族を大事にする
パートナーや自分、家族が幸せでいれる環境作りに力を入れ、その一環やプラスαで義両親を気遣う行動が出来れば十分ではないでしょうか
夫婦は元々は他人です
誰より大切にし、優先しなければならない相手ではないでしょうか
こういう考えで、お互いを思い合える夫婦関係を作っていけたらと思います
読んでいただき、ありがとうございます
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