二世帯住宅だけでなく単世帯でも、家やマンションを買う時に親が資金を援助してくれた
なんて話を聞いたりしないでしょうか?
羨ましく思う人もいれば、良い大人が親を頼るなんて!!と批判的な人もいることでしょう
資金を援助してもらえれば、してもらわなかった時より金銭面での生活が楽になることは間違いありません
子育て世代には嬉しい話だし、親にとっても好意を受け取ってくれることは嬉しいことだったりします
お互いに納得できていれば、それで良いとは思いますが、夫の両親と同居している身としては親の干渉の度合いも考慮の条件のひとつではないかと思います
経済的な援助は干渉が付属品
親や義両親からの好意は良かれと思いながらしてくれるものなので凄く断わりにくいものですよね
資金の援助もそうですが、住みだしてからの干渉も『良かれ』と思ってしてくれることが多数です
我が家は二世帯住宅を建てましたが、義両親からの援助はありませんでした
それでも心配性の舅からの干渉は少なくありません
特に家を建てる段階での口出しは『またか…』と思うほどでしたので、援助があればもっと口を出されていたのではないかと思います
人は何かをしてあげると『してあげたのに』と思う人も少なくありません
住みだしてからも合鍵を持っていたり、口出しをしたり、干渉されやすくプライバシーが守られにくい事もあるようです
そして、家を買ってもらったから…と干渉されても断わりにくくなるようです
資金を出してもらっても、親と子世帯は別なのだという強い意識がお互いに必要だと思います
親の子離れが鍵
親にとって子供は何歳になっても子供扱いしたいし、頼って欲しいと思っています
そういった気持ちを子供は察して応えたいと思う人は多いですよね
でも、実の親子だからこそ許せることはたくさんあるし、子のパートナーに同じように求めるのは御門違いです
親が子離れ出来ていないのに、家を買う資金を出してもらったら、余計に干渉が強くなるのは目に見えています
最初から子離れが出来ていないことが分かっている場合は、資金の援助はしてもらわない方が賢明だと思います
そして、子離れ、親離れ、出来ていない方ではなく『離れて欲しい』と思う側の拒絶も必要だと思います
自立は親の子離れを促す?
自分の親からの干渉は、小さな頃からの『当たり前』であまり干渉と感じにくいのですが、パートナーの親からの親切は干渉に感じやすいようです
私には去年結婚をした弟がいて、母がやりそうな干渉も干渉と感じていませんでした
干渉を干渉と受け取れていないと拒絶も出来ませんが、弟は自分が自立することで意図せず母の子離れを促しました
弟の場合は、家を建てる時ローンの金額が足りない事で母に相談していました
援助ではなく『貸す』約束でしたが、自分で何とか出来た報告を受け、母は弟がだんだん自立していくんだと悲しくなったそうです
結婚し世帯を構え自分でやっていく姿に、自分が子離れ出来ていなかった部分を感じたそうです
親に頼ることなくキチンとやっていける様を見せる事で親からの干渉が減るのかもしれません
金銭面の楽さを取るか?精神面の楽さをとるか?
家を建てる資金の援助をしてもらい、親からの干渉も少ない
金銭面でも精神面でもベストではありますが、私としては金銭面でも精神面でも親からの自立をしていきたいと思っています
我が家の場合は、最初から義両親がお金は無いけど一緒に住める家を建てて!といった状態でした
資金の援助が無かったので、結果的に私の同居生活が楽なものになりましたが、もしもう一度建てるということになっても断ると思います
親世帯も子世帯もお互いに自立してこそ、お互いに上手くいくものだと思います
読んでいただき、ありがとうございます
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