離婚の原因は人それぞれなように、お別れした後の元パートナーとの関係の築き方も人それぞれです
離婚後に良い関係を築いている人もいれば、話したくなければ顔も見たくないという人もいます
仲違いして別れた場合、相手の悪口のひとつやふたつ、何なら気が晴れるまで言いたくなるものではないでしょうか
私も離婚を経験していますが、離婚当時は元夫からの電話を取ることさえも嫌なくらい嫌いになっていました
しかし、夫婦だけの問題であれば自分の好きようにすれば良いのかもしれませんが、子供がいる場合は相手に対する言動に気をつけなければならないと思っています
口に出した言葉は元には戻せない
離婚はマイナス感情に溢れているものですが、その耐え難い気持ちを相手の悪口や罵倒など言葉として口に出す人もいます
本人に言うのもどうかと思いますが、その言葉の数々を子供に聞かせる親もいます
10年ほど前に離婚した友人と、つい最近話した時のことです
その友人は元旦那様やその家族から、子供の前で散々悪口を言われたそうです
自分の悪口を言われたら反論したり、言い返したくなるものですが、その友人は子供のために元旦那様の悪口は絶対に言わないように、身内にも言わせないようにしてきたそうです
強い信念を持って行動してきた人は本当に真っ直ぐで、その人の強さを感じます
今では元旦那様と飲みに行く仲になり、友人が元旦那様の悪口を子供に言わなかったからこそ、今の親子関係があると元旦那様に感謝されているそうです
別れた後の関係をどう築いていくかにもよるのかもしれませんが、子供のためにもその時の感情で言葉を発するべきではないと感じました
親の悪口は聞きたくない
自分の親がどんな親であろうと、他人の口から親の悪口は聞きたくないものですよね
先に話した友人の子供も、元旦那様の家族から友人である母親の悪口を聞かされ嫌な思いをしたそうです
例え悪口の内容が事実で子供自身が良くない親であることを理解していたとしても、親を恨むことに拍車をかける育て方が良いとは思えません
それに、人の悪口を言う親の姿は子供の目にどう映っているのでしょうか
子供としては、自分の親の悪口なんて聞きたくないし、悪口を言っている姿も見たくない、ましてや親同士で罵り合う姿は絶対に見たくないものではないでしょうか
どんな親でも子供の親に変わりない
親同士は離婚していまえば他人になるし、離婚をするくらいなのだから二度と会いたくないとまで思っているかもしれません
しかし、子供にとっては離れて暮らしていても親でなくなることはないし、血の繋がりのある大事な親です
元パートナーの悪口を言うことで、子供が元パートナーと築く関係に何らかの影響を与えるかもしれません
自分が嫌いだから、子供も同じように元パートナーを嫌いになればいいというのは自分勝手です
子供と元パートナーの関係は、親子である2人が築いていくものであり、どんなに元パートナーが嫌いだったとしても口を挟むべきでは無いと思っています
意外と子供はよく見ているし様々なことを感じ取り、自分に合った親子関係を築いていくものだと思います
子供のための選択
私の立場としては子供と離れて暮らしているので、どちらかといえば悪口を言われる方です
それでも、友人の話を聞いて、あまり意識はしたことがありませんでしたが、子供の前で元夫の悪口を言ってなくて良かったと思ったし今後も言いまいと決めました
今でも子供と会ったり仲良く出来ているのは、元夫や元夫の家族が私の悪口を子供たちに言っていないからだと思います
もともと人の悪口を言うような元夫ではありませんが、友人の話を聞いて改めて有り難く思いました
離婚をしても今までの嫌なことを忘れるなんてことは出来ませんが、尊重出来る関係を作り子供に恥じない生き方をしていけたらと思います
読んでいただき、ありがとうございます
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