離婚が増えた今、片親だったり片方の親が違う兄妹がいたり家庭環境が複雑な子供たちが増えているのではないかと思います
離婚をする親は、パートナーとの関係を考えると離婚を選び、子供のことを考えると離婚を思い留まる、たくさん迷い悩んだ結果ですよね
我が家も私が離婚、再婚をしているので、元夫の元にいる子供たちには寂しい思いをさせています
今の夫との間に子供が生まれてからは余計に複雑な思いをさせているのではないかと思います
そういった心配な部分もありますが、元夫の元にいるお姉ちゃんと今の夫との子供である妹は仲良しでいてくれています
しかし、4歳になり色々な事を理解できるようになってきた妹から『お姉ちゃんのお母さんは?』という質問をされ微妙な空気を感じました
お姉ちゃんのお母さんは別にいて、普段は仕事をしていて会えないんだと思っていたようです
・再婚後、別々に暮らす異父兄弟の子供同士を会わせるタイミングはいつが良いのか?
子供にとっては両親がいることが当たり前
ずっと2人に私は『お母さんが…』と言ってきたし、上の娘も私のことを『お母さん』と呼んでいました
勝手ですが、言わなくても分かっていると思っていたので今更感を感じながら『お姉ちゃんの「お母さん」はお母さんよ』と伝えました
上の娘と下の娘、2人のお母さんは私だと何度か伝えると、何となく理解できたのか?お母さんは自分だけのお母さんだと言いだしました
突然自分以外にも愛情を注ぐ人がいると分かれば独占したくなる気持ちも湧いてきますよね
両親が揃っている子供にとって、両親が揃っていることは当たり前で、その当たり前の状況と違っていると『変なこと』のようです
小さな子供は自分の置かれた環境が全てで、そう思うのも仕方ない事かもしれません
下の娘も、上の娘のことは大好きなお姉ちゃんであり悪気も全く無く、自分に両親がいるように他の子にも必ず両親がいると思っているようです
しかし、その素直な気持ちを言ったために上の子は嫌な思いをしたのではないかと思います
離れて暮らす子供の気持ち
子供の頃は大好きなお父さんとお母さん、兄弟姉妹がいても2人の愛情を独り占めしたい気持ちってなかったでしょうか?
私は3人きょうだいの真ん中で愛されていなかったわけではありませんが、手がかからなかったのか少々愛情に枯渇していました
なので下の娘の自分だけのお母さんでいてほしいという気持ちも分からなくはないです
しかし、あまり理解出来ていないとはいえ妹の言葉に上の娘が怒りや悲しみを感じたとしても仕方がないと思います
上の娘も当然、両親一緒に暮らしたいだろうし、母親がいないことで寂しい思いをした瞬間がたくさんあったはずです
一緒に暮らしてるだけでもいいのに、自分だけのお母さんでいて欲しいのか?そんな気持ちになりそうですよね
実際、上の娘は何も言いませんでしたが、少し寂しそうな顔をしました
子供たちの関係と親の勝手な理想
親にしてみれば皆可愛い子供たちですが、子供たちにとっては片親違う兄妹です
両親ともに一緒で何の問題も無いような兄弟姉妹であっても、お互いに親からの愛情に対してやきもちを妬いたり嫉妬したりもします
上の娘と一緒にいる時はお姉ちゃんを優先しているので、下の娘にしてみればお姉ちゃんばっかり可愛がってると思うかもしれません
それに対して下の娘はいつも一緒にいるので上の娘にしてみれば納得のいかない思いがあるかもしれません
子供の頃は親からの愛情を感じると、それだけで幸せな気持ちになれるし、逆に愛情を感じることが出来ないと、この世の終わりのように悲しくなります
子供たちは成長するにつれて親が全てではなくなり、自分の大事なものを見つけていきます
次第に『異父兄妹と会うことで寂しさや辛さを感じるので会いたくない』なんて言われてしまうと悲しいですが、何もいえないのが辛い所ですね
子供たちがお互い大事な存在であって欲しいし、子供たちの間でわだかまりなど出来ないことを願っています
大事なのは子供たちの気持ち
世の中は自分の思い通りにならないことがたくさんあります
私の子供たちに対する気持ちも伝わらなければ意味の無いものです
しかし、私の願う、子供たちが仲良くあって欲しいという思いは元夫にも今の夫にもあるし、子供たちを取り巻くまわりの大人たちが思っていることです
元夫の元にいる子供は娘と息子がいます
娘は今の夫との子供を妹のように可愛がってくれますが、息子は会おうともしません
子供1人1人、それぞれ色々なことを感じ考え自分の思いで行動しています
どういった関係になりたいかは子供たちが決めることですが、親の勝手な願いをいえばお互い良好な関係を築き助け合っていって欲しいです
ちょっとしたすれ違いで関係が悪くなってしまわないよう私も含めたまわりの大人たちの、子供たちが幸せになる為のサポートが大事だと思います
読んでいただき、ありがとうございます
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