小さい子供のいるママさんは幾度となく聞いている名前ではないでしょうか?
小学校低学年以下の小さな子供たちの間で流行しやすい病気のようです
『リンゴ病』なんて可愛い名前ですが、正式名称は『伝染性紅斑(でんせんせいこうはん)』といいます
病院へ行っても『リンゴ病ですね~』と知名度の高い名称で言われたりします
名前の通り、人から人へ感染し全身に赤い発疹がでて、両頬がリンゴのように赤くなるのが『リンゴ病』の名前の由来です
気がつけばリンゴ病
『リンゴ病』は症状が出た時には既に時遅し…という状態です
朝から娘の頬が赤いな~と思っていたら夜には手やお腹、お尻、太もも、全身に発疹が出ていました
リンゴ病の発疹が出る1週間~10日ほど前に風邪に似た症状があるそうですが、娘の場合は全く分かりませんでした
発疹が出るまでの潜伏期間が一番感染力が強く、感染している人の咳やくしゃみなどで空気中に放出されたウイルスによって感染する飛沫感染です
症状が出る頃には感染力は弱くなっていて、感染の強い潜伏期間中は病気に気付きにくく感染の予防がしにくい病気です
なので、娘の症状が出た時に病院に行き『リンゴ病』と診断を頂きましたが、普段と変わりなく保育園への登園も出来ました
保育園側でも『リンゴ病』が流行っている事を把握しており『リンゴ病にかかっちゃったんですね~』と軽い応対でした
リンゴ病の症状
発疹の出る1週間~10日ほど前に風邪に似た症状があり、発症すると両頬が真っ赤になります
娘の場合は、頬を見ただけで『リンゴ病かな?』と判断がつくほど赤くなりました
身体中に赤い発疹がビッシリでて、2~3日くらいで薄くなっていきます
一度感染すると免疫が出来て二度とかからない病気ですが、大人になってから感染すると腰や膝の関節痛もあるようです
おたふく風邪や水疱瘡など子供の時にかかっておくと軽く済むといいますが『リンゴ病』も同じように大人だと重症化することが多いようです
妊娠中は『リンゴ病』に要注意
『リンゴ病』は子供のうちは重症化する事も少なく、免疫の出来る病気なので『早目にかかって良かったね』と言えます
しかし妊娠中の人は注意が必要です
妊娠中に感染すると、お腹の中の赤ちゃんにまで感染する母子感染をおこします
母子感染で怖い病気として風疹をよく聞きますが、リンゴ病も妊娠中に胎児に感染すると流産や死産の原因になることがあるので予防の必要な病気です
リンゴ病は発症するまで感染が分かりにくい病気なので、流行がみられた場合は外出を控えるなど感染しないように注意しなければなりませんね
既に感染!?
娘のリンゴ病が発覚してから、夫が『身体がきつい…』なんて事を言いだしました
子供の頃に『リンゴ病』にかかったのか姑も夫も覚えていないようです
娘は保育園に行くようになってから少しずついろいろな免疫を持つようになり病気をしにくくなってきました
しかし、流行性の病気はやはり保育園で娘が感染し、家庭内で拡散しています
仕方のない事ですが、家族全員もれなく感染していくのだけは防がなければなりませんね
読んでいただき、ありがとうございます
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