子育てをしていると、子供1人1人の個性に対し子育てを難しく感じたり思いもよらない言動に驚かされるものです
兄弟姉妹でも違いがあるものですが、女の子を育てるママと話すと『口が達者』『生意気』といった声を多く聞きます
私も娘を育てる親として、女の子は『口が達者』『生意気』という言葉に大きく頷きます
外では借りて来た猫のように大人しく、小さな声で話している様子の娘です
ところが家ではお喋りから独り言まで、この子はいつ口を閉じるのだろうか?と思うほど、ずーーーっと話しています
しかも第一次反抗期から反抗期は終わらないのではないかと思うほど小さな頃から生意気な口答えをするようになりました
女の子は口が達者で口答えが多い
女の子を子に持つ親として、女の子の仕草や可愛いモノに対して可愛いと思う感性など愛らしく思いますよね
対等に会話が出来るようになるのも早く、母親であれば同姓として気が合うことや同じモノに共感し盛り上がれることも多々あります
しかしどんどん対等に会話が出来るようになるにつれて、口答えや大人の揚げ足を取るような返事も出来るようになります
『えー!お母さんも〇〇したでしょ(言ったでしょ)』など、年齢が上がるにつれ記憶力も良くなり親がやってしまった欠点を挙げてくるから腹が立つんですよね
目一杯可愛がってきたことが裏目に出て『自分が一番偉いとでも思っているのだろうか?』と思うような未熟さ故の発言もあります
大人であれば遠慮することもズバッと言っしまうところもあり娘の言葉を遮りたくなることもあります、、、
子供は親に似る
子供の生意気な言動や口答えに腹が立つのは、正論であり自分の言い方に似ていることもあるのだと思います
時には覚えたばかりの生意気な口調を使ってみたくて言っていることもありますが、自分の口調を真似て同じ様な言い方をしていることが多々あります
『親子そっくり』なんて言われると嬉しく思いますが、似なくて良いとこも似てしまうものですよね
そのせいか、娘の場合は直して欲しいことは『じゃあ一緒に直そうよ』と言うと納得するようで、同じことがあった時注意すると素直に直そうとする意思が見られます
またレベルが低いとは思いますが、娘の生意気な口調を真似すると『もう使わない!!』と思うようです
度を越す態度や口調、口答えやサラッと言ってしまった見過ごせない失言に対しては本気で叱らなければならない時もあります
しかし子供の口答えや生意気な言動は、親に対し『素直に聞き入れきれない』複雑な気持ちもあるからだと思います
子供を1人の人間として尊重する
子供が成長し自分の意思や考えを持つようになると、ぶつかる事や言い合うことも多くなっていきます
子供のことを考え一番子供のためになるアドバイスをしても子供は言う事なんて聞きやしません
親としては何でも素直に聞き入れていた子供時代を知っているから余計に『口答えばかりして!!』と思うのかもしれません
親である自分の考えに反する返事や態度を子供に取られると、何とかして聞き入れるよう仕向けたくなりますよね
しかし子供も1人の人間として成功も失敗もしながら学び考え自立の道を歩んでいます
口煩く何度も言ったり子供の言い分を否定した分だけ反抗して口答えしたり、無視を貫き通すのだと思います
子供だからといって否定するのではなく対等な立場で考え、子供の意見を認めることも大事だなと感じるこの頃です
全ては成長の過程
親になると子供にとって尊敬できる立派な大人でありたいと思うものですが、実際はそうでもないし、自分でもそれが分かっています
そんな痛いトコロを子供は意図せずとも突いてくるから『生意気』『憎たらしい』と思うのかもしれません
しかし子供も成長の過程で『親も完璧ではないのだ』と理解していくものだと思います
憎たらしい言動も学びの途中だから出来ることだと思い、子供の口答えを上手くかわしつつ、子供と一緒に成長していけたらと思います
読んでいただき、ありがとうございます
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