我が子が不登校になった時、親は子供を心配しつつも怒りや悲しみ、目の前が真っ暗になりそうなほどの絶望を感じます
親も苦しい思いをしますが、それ以上に子供たちは苦しんでいるのかもしれません
子供が笑顔で学校へ登校していくことが、どれほど喜ばしいことだったか再認識させられますね
私は離婚をしていて、元夫の元に息子と娘が1人ずついます
元夫から、息子が少しずつ学校を休みがちになってきたことを知らされました
不登校の兆し
ある時を境に息子はSNSでネガティブな言葉を書くようになってきました
初めの頃は元夫と私は、思春期特有の親に対する不満か、震災の影響による不安の現れだと思っていました
それから息子の心が不登校に傾いてきた頃、元夫は『学校を遅刻しがち』『行かないから学校まで送った』と言っていましたが、軽い感じで大したことではないような口ぶりでした
しかし、息子の精神状態は私が思っていた以上に深刻で、学校を休みがちになった頃には『息子なりに頑張って学校に通っていた』と、元夫の態度は180度違っていました
元夫なりに心配をかけたくない、引き取ったからには子供のことは自分で何とかしたいという気持ちがあったのかもしれません
私も突っ込んで聞くべきだったのかもしれませんが、もう少しきちんと状況を正確に伝えて欲しいと感じました
一緒に暮らしていない以上、子供にしてあげれることに限りがあることを痛感しました
親の過剰な思いは余計に負担になる
子供としては、心配をかけたくない、自分の心の内を知られたくないという気持ちがあるのかもしれません
息子は、元々自分の中に溜め込み我慢する性格なので余計に学校へ行かない理由も、何を感じ何を思っているのかも話さず部屋へ閉じこもってしまいました
子供が悩み、つらい思いをしている時、親も同様につらく苦しい思いをしています
親としては不登校の理由を聞き出し、その原因をどうにかしてあげたくなります
経験を重ねてきた自分であれば、子供の問題を何とかしてあげれる!と思う親も多いのではないでしょうか
しかし、不登校の理由は複雑でたくさんのことが絡み合った結果だったり、子供自信が理由を認識していない場合も多いようです
親の『何とかしてあげたい』という気持ちを子供にぶつけ過ぎると、余計に子供を負担になるのかもしれません
複雑な家庭環境
不登校には子供の性格もありますが、親の過干渉、無関心、両親の不和など、親が関係していることが多いようです
元夫と私の離婚で1番傷付いたのは息子だと思っています
実際、息子の不登校の原因は『離婚したからじゃないの?』と言われたこともあります
物事の判断がつく年齢だったし、当時の様子を思い出すと、不登校に100%離婚が関係していないとは言いきれません
親の離婚だけが原因とか、自分のせいでと自分不幸に浸りはしませんが、今まで我慢して頑張ってきた息子の気持ちが溢れてきた結果ではないかと思っています
勝手に『息子は大丈夫!』と思っていた自分の考えを一新して、もっとたくさんのことに目を向けていかなければないと感じています
前へ進む力をつける
子供がまた楽しく学校へ通うためには、親と子供自身の努力が必要です
人生でつまずくことは何度もあります
問題を回避する力も必要ですが、問題を乗り越える力をつけて欲しいと思っています
元夫も息子のためにカウンセリングを受けたようです
私も子供の不登校に対する知識を増やし、第一は息子のためですが、長女、次女のためにも自分自身を改善し良き親になる努力が必要だと思っています
離れて暮らしてはいますが、出来ることをしてあげつつ、子供が前へ進むサポートをしていけたらと思います
読んでいただき、ありがとうございます
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