子供は父親にとっても母親にとっても大事な存在であり、その成長に期待をするものですよね
だからこそ、子育てには人に譲れない信念やこだわり理想があります
子供が産まれるまでは仲の良かった夫婦が、子育てをするようになってから意見が対立するようになった
なんてこともあるようで、子育てに対する考え方の違いは夫婦間の問題にもなるようです
理想はどの子も別け隔てなく子育てをしていきたいものですが、性別や年齢いろいろな条件で厳しくなったり甘くなったりしますよね
我が家も例外ではなく、娘の可愛さに夫が激甘でお父さん大好きッ子になっています
夫と子供がお互いに信頼関係を築くのは良いことですが、甘やかし過ぎて子供の成長に良くないのではないか?と思う時もあります
子育て観の違い
妻が家事をしながら子育てをしている傍ら、夫はゴロゴロとテレビを観ていたりゲームをしている
母親が頑張って子育てしているのに、父親は遊び担当で子供との楽しい時間だけをかっさらっていく
その上、子供が悪いことをしたら叱って欲しいのに叱りもしないから、いつも母親が怒ってばかり…なんて家庭は多いのではないでしょうか?
母親としては、少なくとも成長していく上で必要なルールやマナーなど、最低限の子育てには父親も参加して欲しいものですよね
でも、父親としては普段子供に会えない分、一緒にいる時に叱ってばかりいると嫌われてしまうんじゃないかと不安になる人もいるようです
また、私は離婚を経験していて、元夫の元に子供がいます
その元夫は絶対に子供を叱らない人で、何でもおちゃらけて遊びにしていました
『怒る』のは良くありませんが『叱る』ことも出来ない人で、そういう子育てに私も私の母も疑問でした
子供に甘くても良いのですが、ダメなものはダメと言って欲しいし子供の成長に良いとは思えない甘やかしは辞めて欲しいものです
自分の理想とパートナーの理想
子育てで夫婦の意見が違うように、自分の理想とする子育てとパートナーの理想とする子育て方法は違っている可能性が高いですよね
私の場合は、子供の言動にイライラしたり腹が立っても2人で同時に注意したり怒りたくないと思っています
夫婦のどちらかは子供の気持ちに寄り添い、どうするべきなのか答えを一緒に見つけてあげたいんです
なので、夫が言っている間は言いたいことがあっても黙ってフォローに回るようにしています
他にも『こうしたい!』という理想はありますが、思う通りに出来ない時は夫にも理想とする子育て像があって私の考え方とは違っているからかもしれません
そして、その子育ての違いは、お互いの育ってきた環境の違いだなあと感じることが多いです
子育てには育った環境が影響する
自分が親やまわりの大人から育てられたように、自分の子供を叱ったり愛情を注いだりするものではないでしょうか
中には親を反面教師として子育てをする方もいますが、それは自分の育った環境があるからこそたどり着いた方法のはずです
私もふと、自分の子育てを考えると両親のことを思い出すし、夫の子育ては一人っ子で大事に育てられてきたんだろうなと義両親の夫への愛情を感じます
また、元夫の子供を叱りきれない理由は元舅が暴力を振るう人だったためではないかと思います
叱りきれない元夫の子育て方法に苛立つこともありましたが、元舅のことを知ってからは何となく理解出来るようになりました
子供の頃から培われた事は自分にとって当たり前のことですが、パートナーにとっては理解し難い事かもしれません
夫婦間で子育てに対する考え方の違いが生じた場合、何故そう思うのか?理由も含め話し合う必要があるようですね
躾の方法を合わせる
子供はよくまわりを見ているもので、楽しい方、楽な方、怒られにくい方をチョイスしていくものです
寝る時はお母さん、お風呂はお父さん、時と場合によって一緒にいて楽しい方を選んでいます
躾や生活習慣を身につけていく上でのルールなど、夫婦で違うと子供が混乱するし、どちらかが甘く許してしまうと、子供は甘い方で良いと思ってしまいます
子供の為にもダメな事は夫婦で一貫して言えるようにしておきたいものですね
そして、我が家は私が叱ることが多いので、娘は優しい夫が大好きになっていくと思います
でも、それでも良いと思うんです
子育ては夫婦でしていくものだから、最終的に子供が納得して夫婦の導く方向へ進んでくれれば良いのではないでしょうか
その為にも夫婦での子育てのやり方を話し合って考え方を一致させていく必要があると思います
読んでいただき、ありがとうございます
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