子育てをしていると、子供の言動や自分自身に余裕が無くてイライラすることがあります
イライラするだけならまだしも、子供に怒鳴ってしまったり、無視をしてしまう事が無いでしょうか?
やってしまった後になって後悔して『言い過ぎた…』『申し訳ない…』そんな気持ちになります
子供が言う事を聞いてくれなかったり、腹の立つような口答えをしたり、子育てをしているとイライラするポイントが限りなくたくさんでてきます
いき過ぎた言動や暴力による躾は虐待に値しますが、虐待の域までなくても私のように後悔する親は多いのではないでしょうか?
私は怒って声を荒げることもありますが、無視をしてしまった時、可哀想な事をしてしまったと強く後悔します
子供の言動に気付かないフリという無視をしてしまうんです
もしかすると『聞こえてない』と思っているかもしれません…
無視による子供への影響
無視をするのは良くない事くらい、どのママでも分かっている事です
子供がわざと親の困る事をするのは、親の気を引きたかったり、甘えたい気持ちの裏返しだったりすることも分かっています
子供のグスグスを心を広く持って受け止めてあげれば、子供は親の愛情を感じ、親子の信頼関係が築かれていくんだと思います
そう出来れば子供は自尊心が高く自信を持てるようになります
一方で子供を無視してしまうと、こういった子供の良い面が育たない可能性があり、人間形成にも影響してしまうかもしれません
また、子供にとって親の無視は心に恐怖をもたらし、親の顔色を伺うようになります
親にとっては『お利口な子』かもしれませんが、子供にとっては辛いものですよね
何故無視をしてしまうのか
子供の真っ直ぐに向かってくる言動に振り回されたり困らせられたりすると、自分の精神的な状況も関係しますが、いつもいつも優しく受け止めてあげることが出来ません
怒りの感情をコントロールするトレーニング方法でアンガーマネジメントというものがあります
アンガーマネジメントによると怒りのピークは6秒だと言われていて、その6秒を乗り切れば怒りの感情をコントロール出来るようになるそうです
怒りがピークの時は、口を開けば怒りにまかせて怒るのは分かっていますので、そのピークを乗り切る為にも無言になります
しかし、ピークは越えれてもイライラが収まるわけではありません
子育ては6秒経つ前に次のイライラがやってきたりします
例えば朝の急いでいる時に、愚図ってお着替えをしなかったり、ご飯を食べない、保育園に行かないなんて事をしてくれます
グズグズを継続しつつ、プラス牛乳こぼした!とか、保育園にオモチャ持って行きたい!とか、オヤツ食べたい!とか突拍子も無い事を言いだしたりします
怒りのピークは越えれても沸々とイライラが溜まっていきます
怒ったり、怒鳴るのを我慢する為に無言になってその場を離れるのですが、結果的に無視をする形になってしまいます
無視をしてしまう元を断つ
子供がグズグズ言わなかったり、親の言う事をキッチリ守ってくれたらイライラする事は無いですよね
でも、そんな事が有り得るはずもなく、もしそうなったとしても子供らしくない子供です
無視をしない為には親がイライラしにくくなることも大事です
時間的余裕があって、心が穏やかな時って子供が何を言っても笑って済ませれますよね
育児書やネットでよく見かけますが、やはり自分だけの時間を持ったり、好きな事をして自分の心に余裕を持つのが一番だと思います
ほんの数時間、子供と離れるだけでもスッと気持ちが軽くなると思います
また、自分の中で『こうあるべき』というものがあると、それに沿えていないと苛立ちを感じるものです
主婦なんだから、ママなんだから、家事が出来て子供に優しくなければならない
家事の1個1個にまでやり方を決めていて、それらを完璧に出来ないとイライラしてきます
しかし、主婦業とママ業を完璧に出来る人はナカナカいませんし、やったところで毎日怒っていたら意味がありません
ニコニコ笑って心穏やかに過ごせるのなら、多少の手抜きをしても良いのではないでしょうか?
子供の為にも家事を完璧にしないで妥協する勇気も必要です
後悔より繰り返さない努力
子供のいる友人と話していると、意外と同じように子供に対して怒鳴ってしまったり、無視をして後悔して悩んでいるママは多いです
後悔しているということは『改善したい』と思っている証拠ですよね
どうすればイライラせずに笑っていれるのか?
子供と向き合う中で自分なりの方法を模索して、子供と一緒に成長するしかないと思います
子供に申し訳ないと思うのであれば『怒ってごめんね』と謝るのも1つの手だと思います
ある事でいつも怒っているのに、今日はイライラしても面に出さなかった…
娘に『今日は笑っていてくれて、ありがとう』と言われました
『子どもに親にしてもらう』という言葉がありますが、子供がいてこその親です
悩みながら進んでいく事で、親として成長出来るのだと思います
読んでいただき、ありがとうございます
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