結婚をして幸せな事ばかりであれば良いのですが、人生はそう簡単ではないですよね
良い事もあれば、辛くて辛くて仕方がない日々が続くこともある
パートナーと一緒に乗り越えれれば良いのですが、乗り越えるのが難しかったり、その辛い原因を作っているのがパートナーだったりもします
結婚はタイミングや勢いなど、そういう要素もあったかもしれませんが、離婚を目標に結婚をする人はいないですよね
離婚は、時間も労力も費やし精神的にも辛いことです
その苦労をしてでも離婚をしたい!!そして、その先に幸せを見出した離婚をする理由があるものだと思います
しかし、私も離婚を経験していますが『離婚をするには理由がある』と悪い方に捉えられることを少なからず感じています
離婚は悪い事?
結婚をした3組に1組は離婚をしているそうです
最近では片親になる子供たちが多いせいか保育園や学校で『父の日』や『母の日』と言わない所も増えました
昔に比べると社会的には離婚に対して寛容な風潮になりましたが、それでもあまり良い印象を与えないのは事実です
『離婚=悪』や『人生を失敗した』などマイナスイメージを持たれることも少なくないと思います
離婚時に子供がいるのか、そうでないのかによっても左右されるようです
日本は『我慢が美徳』とされる風潮の時代もあったので『離婚』は我慢が足りないと思う人もいるようです
そういう人にとっては、どんな理由があっても『離婚』自体が悪い事と取られてしまうので、どうしようも無いですよね
考え方は人それぞれで、全ての人に理解してもらえるとは思いませんが、自分の方が正しいと言わんばかりに相手を貶めたり、価値観を押し付けてくるのは困ります
人は自分の価値観でしか測れない?
以前働いていた会社の営業の方が定年退職をされました
営業の方が退職する少し前、初めて一緒の車で外出をして、初めて挨拶以外のまともな会話をしました
その方の息子さんは、学生の頃、海外へ留学されていたそうです
留学の理由は、その営業の方が海外留学をしたかったけど出来なかったから行かせたそうです
その留学の経験を生かして仕事をして欲しかったらしいですが、息子さんはあまり留学をしたくなかったし、今はニートで引きこもりだそうです
親として責任を持って、仕事をしない子供の世話をしている…そんな話をされました
自分の事を話した後、私の離婚の事や子供の事を聞かれました
その時は、子供と会っているのかとか、引きとらないのかとか、ちょっと突っ込んだ質問をされましたが、軽くかわした覚えがあります
この営業さん、私が離婚している事や、子供を引き取っていない事に対し『責任感の無い人に、自分が今まで取ってきた仕事をまかせたくない』とまわりに言って辞めていかれました
顔を合わせれば普通なのに、裏では全く話してもいない事を知っているかのように批判的な噂をしていたんだと凄く傷付きました
知りもしないのに『こういう人だ!』と決めつけ、自分の考えと反する人だったので批判されたんです
全てを誰にでも話すわけではない
世の中には、人の不幸話を興味深々に根掘り葉掘り聞きたがる人がいます
私は離婚をした理由や子供を引き取っていない理由をこのブログでは書いていますが、直接会った人にはほとんど話した事が無く、ちゃんと話した事があるのは片手で足りるほどの人数しかいません
軽い感じで離婚理由を話せる人もいますが、私はいつも消えてなくなりたいと思っていたので離婚当時の事を思い出すのは辛いし、聞いて欲しくないと思っています
なので単なる興味本位や、親しくない人と離婚の話をする時は『離婚経験がある』とは言えても、理由については『聞くな!!』的な雰囲気と曖昧な返事をします
曖昧な返事をするから、勝手に判断される事もあるのかもしれません
しかし、離婚した事を自分から話したがる人なんて滅多にいないのではないでしょうか?
考え方の違いは埋めれない
人の考えを変えるのは凄く難しいです
当然『離婚』にマイナスイメージがある人の考えを変えるのも難しいです
離婚した理由や辛い思いをした事をちゃんと話せば理解してもらえるかもしれません
しかし、誰にでも全ての事を話す気は無いので、お互いの考えの違いが埋まることはありません
でも、それでも良いと思うんです
話しきれない部分を理解してくれる人はいるし、マイナスな噂を聞いても付き合いを変えないでいてくれる人も沢山います
全てを話せる人は私自身が相手との関係を壊したくないと思っている証拠で、話そうと思えた相手にだけ話せば良いと思います
自分自身も相手も『離婚をした』という事柄にとらわれることなく人付き合いが出来ればなと思います
読んでいただき、ありがとうございます
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