人生で大きな変化をもたらす出来事というのはたくさんあります
離婚もその中のひとつで、人にもよるのかもしれませんが、離婚は人生を大きく変える転機だと思います
離婚なんて経験しないに越したことは無いですけどね、、、
私は離婚を経験していて、時間が経って振り返ると離婚前と後では後の方が生き方が楽になりました
意識して人生を区切ったわけではないのに、離婚の前後で人生にラインが引かれいるような感覚です
離婚前は何もかも『こうあるべき』という自分の考えで生きにくくなっていたのに、今はそれが無くなり生きやすくなったように感じます
離婚は自分だけが悪いわけではないですが、今までの生き方で結婚生活を失敗しているのだから、自分が変わる必要があったからかもしれません
離婚は人生に変化をもたらす
離婚は結婚生活に失敗したわけですが、人生を失敗してしまったかのように全てを失ってしまうような気持ちになります
失うものが多いからこそ、離婚をするにあたり1からやり直す気持ちになる人も多いのではないでしょうか
しかし、人生の辛い時期を過ごしているから分かることもあります
ありきたりですが、私は家族の有り難さを感じ、自分を大事にすることを学びました
至って普通の家庭だったにもかかわらず、私はずっと自分のことは自分で何とかしなければならないと思っていました
離婚の時も誰も味方になってくれないと思っていたのに、家族が親身になり助けてくれました
こういう時でなければ聞くことはなかったであろう家族の自分に対する気持ちを知ることもできました
離婚は失うものも多いですが、自分にとって本当に大事なものや大切にすべきもの、足りないものが分かる時だと思います
辛い時期にも学ぶことがある
10年経っても離婚の経験を誰にでもオープンに話せない自分が言うのも何ですが
離婚など自分にとって失敗と思えたり辛い思いをしたことも、笑って話せるようになれば人生は生きやすくなるのかもしれません
自分の間違いや失敗、弱い心を認めるのは屈辱的な気持ちにもなります
しかし、弱く汚い自分も認めることが出来れば、自分のマイナス面を克服する考えにも至るので今までとは違った考え方が出来るようになると思います
私の離婚後の一番辛かった時期は、自分の弱さをたくさん認めるしかない時期だったともいえます
まだまだ自分を正当化している部分もありますが、自身の不甲斐無さや弱さを認めなければ前に進めませんでした
離婚に限らず自分の弱さや非を認めることで人は強くなれると思います
そういった積み重ねが他人や自分自身の評価を気にしない楽な生き方に繋がっていくのではないかと思います
時間の経過とともに自身の成長に気付く
私の場合は、離婚の前後は心の奥に暗い底無し沼が広がっているような感覚でした
抜け出すために努力しなかったわけではないですが、時間が経つにつれて心が軽くなった時、以前より生きやすくなっていたことに気づきました
辛い思いをした分、良いのか悪いのかは分かりませんが、多少の大変さにはそれまでの経験によって耐性がついているのだと思います
心の奥が重く何をやっても辛い時を知っているから心の軽さが分かります
悲しみや寂しさ、人生の厳しさを知っているからこそ他人にも優しくなれます
自分が弱いことを受け入れ、無理な時は助けを求めることが出来るようになりました
心が疲れている自分に優しくできるようになったとき、すごく生きやすさを感じるようになりました
自分次第で人生は生きやすくなる
目の前に辛い出来事があると、心も同じ様に傾くことが多いです
しかし、物事は見る方向や見る人によって見え方や感じ方が違うように、同じ辛い現実だったとしても心の在り方によって見え方は変わってきます
辛い現実や目を向けたくない事があったとしても、考え方が変わっただけで乗り越えられるものになった経験は誰にでもあるはずです
人生のどん底のような辛い人生にするのも、生きやすい人生にするのも自分次第です
どうせ同じ経験をするのであれば、辛さがにじみ出て暗い雰囲気でいるよりも前向きに楽しんでいけたらと思っています
自分の心と向き合い自分を大事にすることで、人生を生きやすくするのではないかと思います
読んでいただき、ありがとうございます
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