離婚は、自分も含めて周りの人たちにも辛く悲しい事ですが、たくさん悩みに悩んだ末に出した答えです
離婚を決意する前も『後悔しないように』とたくさん考えたはずなのに、離婚を後悔する人は少なからずいるのではないでしょうか
結婚生活には良いことも、そうでないこともあるように、離婚をして良かったと思うこともあれば後悔することがあっても当たり前だと思います
子供がいれば、自分の人生だけでなく子供の人生にも関係してくるので余計に悩むものです
私も離婚を経験していて、離婚自体にはに後悔はありませんが、ふと子供の事を考えると心穏やかにいられない時があります
いろいろな理由が重なって、元夫が子供たちを育てることになりましたが、子供と離れて暮らしていることを考えると何とも言えない気持ちがあふれてきます
子供がいても子育て未経験
私には高校生と中学生の子供が元夫の元にいます
高校生の大きな息子がいても、一緒に暮らしていないと子育て未経験と同じだなあと感じます
毎日子供と一緒にいて、親が子供にしてあげることを当たり前にこなしていくことはすごく大変なことです
子供の世話をして、悩みを聞き子供の気持ちに寄り添い、困ったことがあれば解決策を見出す
どれもこれも子供がいれば当たり前のようにしてあげることばかりですが、全て一緒に暮らしているからこそ出来ることです
一緒にいるからこそ分かってあげれることも沢山あります
子供と一緒に暮らしていれば、子供のためにできたであろうことの何十分の1程度のことしか出来ていないのだと感じています
子育てに対する後悔
子供が人生の道を誤った時、親は『育て方を間違ったのかもしれない』と後悔するかもしれません
子供と離れて暮らしている私は、子供たちの極端なくらいに遠慮がちな所や、自分のやりたいことをハッキリと伝えきれない様子を見ていると、そういう環境を作ってしまったんだと申し訳なく感じます
元夫と私が離婚をした時、子供たちは言いたいことがたくさんあったはずです
自分も人生で一番辛い時期でしたが、それを理由に子供たちの声をしっかり聞いていなかった後悔があります
離婚をしないで一緒に暮らしていれば、子供たちの気持ちをもっと分かってあげれる親になれていたかもしれない
息子は不登校にならなかったのかもしれない
そういう子供の成長や、子供との関わり合い方に対する後悔が大きいです
元夫に対する尊敬
子育ては子供の可愛さを感じるとともに、子供の成長に伴い悩みや問題も増え多様化していきます
その子供の様子を見て、子供と離れて暮らす親は協力出来ることもありますが、大抵のことは口を出すだけです
実際に子供を育てている親にしてみれば、やっていない人に口出しされたくないし腹立たしいことこの上ないですよね
きっと私もそんな人間だったのではないかと反省しています
今の夫との子供が成長していくに従い様々な問題に直面して、元夫の元にいる子供たちも同じ様にまわりの大人たちを困らせながら成長してきたのだろうなと思います
それを考えると、ずっと子供たちを育ててきた元夫に対し尊敬する気持ちと、元夫と子供たちの親子関係を見守るのもひとつの手なんだと思うようになってきました
矛盾する気持ちを解決しない
離婚に関しては全く後悔していませんが、子供の事に関しては後悔をしています
子育てに対する後悔も含めて離婚だと言われれば、離婚を後悔しているとも言えます
しかし、一緒にいれば元夫とは憎んだままで今のように穏やかに会話が出来るようになっていなかったと思うし、今でも分かり合えない相手だと思っています
後悔する事と後悔しない事
両方存在する気持ちを白黒付けてまとめようとするから苦しくなります
離婚して良かったと思うことは享受し、後悔する事は後悔した分これから先自分に何が出来るのか?を考えていけば良いのではないかと思います
読んでいただき、ありがとうございます
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