以前、ブログを読んだ方から『子供にどうやって離婚を伝えたのでしょうか?』と質問をいただきました
子供にとっては絶対的な存在である両親が離婚をして別々に暮らす
離婚は親にとっても人生の転機といえますが、それ以上に子供にとって辛く悲しい大事件です
離婚をして一緒に暮らせない事や、離婚の理由など、子供が小さいうちは理解できないので話せないかもしれません
しかし、いつかは話さなければならない事だし、子供たちは知る権利があると思います
子供は親の離婚を『自分のせい』と思ってしまったり、一緒に住まない親から『捨てられた』と思いがちだからです
子供の為に離婚の事はキチンと話したいものですね
離婚を子供に伝える時期
子供に離婚を伝えるか、伝えないかは子供の年齢で判断する人がほとんどではないでしょうか?
子供がまだ幼く言葉が理解出来なければ仕方ないですが、理解出来るのであればスグにでも話してあげて欲しいと私は思います
両親が一緒に暮らしていないという事実は凄く寂しいものだし、子供は親が思うほど鈍感ではないと思うからです
子供は一緒に暮らしていないことや、両親の雰囲気など、離婚したことを言わなくても何かしら感じ取るかもしれません
親が話すか話さないか?悩んでいる間も、子供たちは何かを感じ1人寂しい思いをしているかもしれません
離婚をした事やその離婚の理由など、事実を話すのは話しにくい事だし、子供が悲しむから…と避けて通りたいものです
しかし、事実を話せば子供は悲しみますが、その悲しみを親に受け止めてもらいながら離婚を理解していけた方が何倍も子供にとっては良いと思います
私が離婚を伝えるのは早い方が良いと思うのは、自分が息子に対してきちんと伝えきれなかったからかもしれません
元夫と別居をスタートした頃の息子の態度を思い出すと今でも悲しく辛いものです
離婚を伝える恐怖
大切な人に言いにくい事を伝える時、相手が大事な人であればあるほど言いにくくなる事がないでしょうか?
相手は子供とはいえ大事な人です
しかも真っ直ぐに気持ちをぶつけてきます
子供に悲しい思いをさせて申し訳ないと思ったり、離婚を選んだことで恨まれたり、嫌われてしまうかもしれないという不安を感じたりします
そして何よりも子供の悲しむ姿や、受け入れ難い事実をを受け入れなければならない子供の辛そうな姿をを見るのは心が締め付けられてしまいます
そういった事を考えると、子供に離婚の事を話す必要があるのに、話すのが怖くなる人もいるのではないでしょうか?
しかし、大事な人だからこそ、キチンと話したいという気持ちもあるんですよね
向き合う先に理解がある
子供の悲しみや辛い気持ちを受け止め、正面から向き合うことが子供の心の安定に繋がるんだと思います
子供に離婚の事を話すというのは、離婚をしてしまった自分の不甲斐なさに向き合うことでもあります
離婚は当事者の親にとっても辛いことだったり、話したくないことだったりもします
親だから子供の前では『立派で完璧な親でありたい』そう思いがちですが、親の見栄を張る必要は無いと思います
自分の感情を我慢できなくて泣いてしまっても、辛い気持ちを出してしまってもいいと思います
落ち着いて説明するに越したことはありませんが、精一杯向き合う姿勢の先に子供の理解があり、自分の愛情を伝えれるんだと思います
子供に伝え続ける
『子供に離婚を伝える』というのは、離婚をして家族みんなで一緒に暮らせなくなってしまったという事実を伝えますよね
私は離婚をして子供と別々に暮らしているので余計に思うのかもしれませんが、離婚を伝えると共に、例え離れて暮らしても大事に想っているし親であることに変わりないということを伝え続けることだと思います
離れて暮らしている親ならば、愛情を伝えても伝えても子供にとっては足りないものだと思うからです
私の場合は、子供2人とも小さくて離婚の事をキチンと話す前に状況などから理解していったようです
子供たちと離婚について話したことはありませんが、いつか離婚の理由を聞かれた時は納得のいくまで返事をしてあげれたらと思います
読んでいただき、ありがとうございます
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