子育てに参加していると、子供にとって1番好きな人でありたい!と思う気持ちは当たり前だと思います
子供のニッコリ笑顔を向けられると凄く嬉しいですよね
しかし、子供は時にすごく残酷で『お母さんよりばぁばの方が好き!!』とか『お母さんなんて大っ嫌い!!』なんて事を平気な顔をして言います
その時の感情にまかせて言うことも少なくありませんが、普段甘えていたり、大好きな人に対して言うことは少ないです
子供はあまり考えずに言っているのは分かっているのですが、意外と傷つくんですよね
子供を産み、育てているママとしては自分は子供の1番でありたいと思うものではないでしょうか?
そして、夫や祖父母である自分の両親になついたら嬉しいな~なんて思います
あれ!?義両親は?と思われるかもしれませんね
酷い話子供が生まれてまもない時ほど『懐かないで欲しい』とまでは言いませんが、『懐いて欲しい』とも思わないものです
嫌いな人には懐いて欲しくないもの
いつの時代でも嫁姑の関係は複雑なものですよね
昨今では『仲の良いお嫁さんとお姑さんが増えてきた』という文字を見るようになりましたが、子供が生まれた後から関係が悪くなってしまう事が多いのも事実です
子供を産んだ後のママは母性本能で子供を守るもので、大事な子供を取られそう!?と感じてしまったりもします
なのでグイグイと子育てに参加してくるお姑さんは苦手になってしまうのかもしれません
それに、ママにとって子供が懐いて欲しいと思う相手は自分が大好きな人ではないでしょうか?
旦那様の事を好きだったら、旦那様に懐いて欲しい
両親の事を好きだったら、両親に懐いて欲しい
義両親の事を好きだったら、義両親にも懐いて欲しいと思うのではないでしょうか?
義母より実母になつく子供
私は小さい頃、父方の祖母を好きでしたが、それ以上に母方の祖母が好きでした
母方の祖母は遠方に住んでいたので年に1回会えれば良い方で、想い出といえば1度だけ膝枕をしてもらった事しか覚えていません
それでも母の雰囲気に似た柔らかい印象の祖母の事が好きでした
きっと母が姑である父方の祖母といる時と、実の親である母方の祖母といる時の緊張感が違ったのだと思います
父方の祖母を思い浮かべると、元々厳しい方でもありましたがどことなく緊張感が漂います
それと同じことが私の3歳の娘にも起きているようです
夫の両親と同居をしているので、娘は姑に凄く懐いていて『ばぁばがいい!!』と言ったりします
それに比べて私の両親とは年数回ほどしか会いませんが、人見知りする事もなく、家に行けばずっと居るかのように我が家のような振る舞いをします
同じ年代の子供がいる友人で、義両親に懐かないので会う時に気まずい人もいます
我が家は同居をしているのもあり娘は義両親にすごく懐いていますが、きっと別に暮らしていたら実母の方により懐いているのかな?と思う時があります
ママの気持ちが子供に伝わっているのかもしれませんね
子供の気持ちは変わりやすい
小さい子供ほど日常一緒にいてくれる人や、甘やかしてくれる人に懐きやすいです
懐いた人がお姑さんだとメラメラと対抗意識を持ってしまったり、お姑さんを嫌ったりしてしまいそうですよね
しかし、それは一過性のものであり子供に友達が出来たり、反抗期に突入したり、子供が成長するにつれ心の状態は常に変化していきます
3歳の娘でさえ、甘やかしてくれる姑が大好きで『ばぁばがいい!!』と連発して私は寂しい思いをしていましたが、ほんの1~2年の間で『お母さんがいい!!』と完全にママっ子になっています
それでも保育園に行けば大好きな先生にすんなり抱っこされて『ばいば~い』と手を振ります
子供にとって大好きな人は1人ではありません
ママが好きだからおばあちゃんは嫌いにななりませんよね
ママも好き、パパも好き、おじいちゃんもおばあちゃんもみんな大好きなんです
子供にとってはみんな大好きな人
子育てを頑張っていると子供にとっての1番になりたくなってしまいます
私にとって元夫の元にいる長男が1人目の子供ですが、長男の時は特に自分が息子にとっての1番でないと嫌だと感じていました
しかし、子供の中で『好き』の順位はあるかもしれませんが、1番以外は駄目なわけではないはずです
子供が小さいと『この人でなきゃ嫌!!』という場面が多々ありますが、成長するにつれ場面毎に必要とする人が違ってくるのだと思います
以前は子供にとって1番になりたいと思っていましたが、今では例え私が1番でなくても子供が健やかに成長出来ていれば良いと思えるようになりました
子供を愛してくれる人が多ければ多い方が良いし、子供が大好きだと思える人もたくさん居て欲しいと思います
そんな風に考えているせいか、一番下の3歳の娘と姑が仲良くしていてもあまり気になりません
姑と張り合ってギスギスした雰囲気になっても仕方がないという、やるせない気持ちもありますが、親という存在はいずれ子供にとっての1番ではなくなる時がきます
それでも子供の事を想い見守るのが親ではないでしょうか?
読んでいただき、ありがとうございます
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