離婚は親の都合ですが、離婚をすることにより子供の心や生活環境など多くの事に影響を及ぼします
親の離婚を経験した子供の多くは「自尊心が低い」といいますが、両親が揃っていても自己評価の低い人はたくさんいます
私自身、両親が揃っていて何不自由なく育ててもらっていますが、以前はすごく自己評価が低くかったです
一概にすべての子供が『親の離婚によって自己評価が低くなる』とは言い切れませんが、全く違うとも言えないようです
離婚により捨てられたと感じる子供
子供は親の離婚を『自分せい?』と思い自分を責めたり、自分自身を見下してしまったり
離れて暮らす親から愛されていない、価値のない人間だと思い、自尊心が傷つき自己評価・自己肯定が低くなるそうです
当然ながら離婚は子供の責任ではないし、離れて暮らす親も子供を捨てようと思って離婚をするわけではありません
しかし、子供たちは辛い現実を目の前にするとそう思ってしまうのかもしれません
離婚後は私が会いたくて会っているのが大きいですが、毎月子供たちに会っています
子供と一緒に暮らしている親の愛情も大事ですが、離れて暮らす親の面会は『捨てられる』という不安を取り除き、愛されているという実感を持てるようです
離婚して離れて暮らしているので子供に対して申し訳ないという気持ちがありますが、会っている時はなるべく愛情表現をするようにしています
『親の愛』というものは子供に伝わりにくいものだったりします
そういう愛情も大事ですが、言葉にしたり、態度で現したり分かりやすい愛情も必要だと思います
控えめな行動は自信の無さ?
息子は性格的なものもあると思いますが、何をするにしても自己主張をあまりしないので、かなり控えめの印象を与えます
先日行った中学校の卒業式での友達との関係を見て、良い友達に恵まれていると思う反面、息子の控え目な行動に驚きました
元々自己主張をあまりする方ではないですが、自分に自信が無いから?と思わずにはいれませんでした
以前からそういう節があったので、高校受験の面接の日は、元夫に『○○(息子の名前)なら大丈夫!!』と言ってもらいました
あくまで元夫の言葉としてです
私は息子なら何でも自信を持っていけば大丈夫!!と信じていますが、私から言うよりいつも息子の事を見ている元夫から言われた方が伝わりやすいと思ったからです
自分を大事にしてない?
娘は夏場になると、真っ黒に日焼けしてゴボウのようになります
ヒョロッと身長はあるのに、カリガリに痩せているので、愛情を込めて『ゴボウ』と意地悪を言ったりします
娘は『痩せていないと可愛くない』と思っている節があり、写真を撮る時も『可愛くないから写りたくない』顔を隠すような仕草をしていました
『可愛いから隠さないで』
『もう少し太ってもいいよ』
『お母さんの大事な○○(娘の名前)を大事にして』
今のままで大丈夫だよ!!そんな思いで娘に言っていたら、それまでは『太りたくない』とご飯を残していたのですが、最近ではあまり気にしなくなったようです
親の言葉が全てではない
息子も娘も、自分に自身を持って堂々と生きていってくれたらと思い、声を掛けたりしていますが、夫や私の言葉で劇的に変わるとは思っていません
二人とも学校や友人関係など、それなりに社会的にも繋がりを持っていて、何に気付き変わるのか、そのきっかけが何だったのかは本人しか知らないことです
しかし、何か自信を無くしたり、つまづく事があった時、元夫や私、両方の祖父母など彼等をとりまく大人たちの愛情が少しでも自信に繋がったり、自分自身を大事にする気付きとなってくれたらと思います
読んでいただき、ありがとうございます
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