離婚は男性にとっても女性にとっても、辛い事や大変な事に変わりないと思います
しかし女性にとっての離婚後の生活は、たとえ離婚をしたいと思っていても行動を起こせない原因になったりします
離婚をチラリとでも考える場合は、離婚後に自分に起きるであろう変化を見据え、離婚前から準備をしていく必要があります
かく言う私は、離婚をする前にあまり考えていなかったような気がします
別居からスタートし、別れた元夫が離婚後も気に掛けてくれていたので徐々に移行していけましたが『別れたら他人だから…』という人であれば自分の考えの無さに後悔していたと思います
離婚にはお互いに話し合うべき事がたくさんあります
慰謝料や財産分与、子供がいれば親権や養育費など、今まで2人で築いてきたものを分けていかなければなりません
それだけでも大変な事ですが、それプラス離婚後の変化を受け入れていかなければなりません
生活の変化
離婚後の1番の変化は生活の在り方だと思います
清々する人もいれば、寂しさを感じる人もいることでしょう
今まで住んでいた家に残ったとしても、家族の一員が減るという事に対し何かと感じるものがあると思います
女性は基本的に家庭へ入ると家事の量が増えるので、離婚後はそれが減るので家事の面では楽になりますが、その分寂しさを感じたりします
金銭面に関しても大抵の家庭では旦那様がメインで働くので生活レベルを維持出来る人は少ないのではないでしょうか?
子供を産み育てた女性にとって旦那様と同等に稼ぐ仕事をするのは難しい事です
シングルマザーの場合は特に離婚前と後では生活スタイルは大きく違ってきます
生活スタイルやレベルなどは離婚前からどうなるのか予想がつきやすいことですので、しっかり準備してから離婚へ臨みたいものです
社会的な変化
離婚届が受理された瞬間から夫婦は他人になり、それと同時に女性の方は苗字が変わります
苗字を戻さない方もいらっしゃいますが、特別な理由が無い限りは離婚した相手の苗字を使い続ける人は少ないのではないでしょうか?
籍を入れて苗字が変わるのは凄く嬉しくて誰にでも言いたくなりますが、離婚の報告はしにくいものです
免許証や通帳、保険などの変更も必要となり、ひとつひとつ事務手続きをしていく事で離婚を実感していきます
また、専業主婦をしていた場合は、生活の為や子供の為に仕事を探すところからスタートしなければなりません
私も離婚する前は専業主婦でしたので、仕事を探すことに対し退職してからのブランクを考えるとかなり不安がありました
社会から離れ孤立した生活をしていると自分が働けるような場所があるのだろうか?と自信が持てなくなってしまったりもします
自信を持つ
離婚をする上で社会へ出ていく不安や自信の無さもありますが、何より『結婚に失敗した』という事実が自信を奪っていくように思います
私は離婚をお願いした方であるにも関わらず『自分なんて…』と駄目な自分ばかりを見るようになりました
離婚を言った方でコレですので、言われた方はもっと傷付いたり自信を無くしたりするのではないでしょうか?
また、結婚とは誰かと一緒に生きていく事であり、心の安定をもたらしてくれものです
元は1人だったはずなのに、離婚をすると1人で生きていかなければならない不安が湧いてくるんです
離婚をすると生活形態など目に見える変化とともに、メンタル的な変化にも対応していかなければなりません
私の場合は仕事を頑張る事で社会と結びつき、認められることで仕事を通して自信を持てるようになったように思います
元々何かしら自信を持って出来る事があれば、離婚をしても自信を無くして不安になる事も少ないのかもしれません
離婚が前提でなくても、人生を豊かに生きる為にもパートナーが関係しない自分だけの自信が持てる何かは必要だと思います
離婚後は笑顔を増やす
離婚をして笑ってなんていれるか!!と思われるかもしれません
しかし『笑う門には福来る』というように、楽しいところに幸せは舞い込むものです
『辛い時ほど笑え』自分に言い聞かせるように、私に言っていた人がいました
楽しい時や嬉しい時に笑えるのは当たり前ですよね
分かっていても、辛い時に笑っていれる人は意外といないのではないでしょうか?
離婚が出来てスッキリと笑える人もいれば、そうでない人もいます
笑えないのであれば、鏡を見ながら笑う練習をしてでも笑っていて欲しいと思います
私も当然を練習しましたし、今でも辛い時は練習をしています
離婚を経験すると人は強くなれるといいますが、こうやって乗り越えていくことで強くなっていけるのかもしれないと感じています
離婚をしても幸せはたくさんあると思います
読んでいただき、ありがとうございます
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