子育てをしていると『叱る』より『怒る』ことをしてしまいがちです
『叱る』とは子供の為に注意やアドバイスをする事ですが、『怒る』とは感情にまかせて自分の怒りをぶつける行動です
大抵の親は『怒る』のではなく『叱る』子育てをしたいと思っていますが、実際に子育てをしていると『叱る』ことが凄く難しい時もあり、怒った後に後悔する人は多いのではなでしょうか?
しかし、不思議な事に自分の子供でなく友人や親戚の子供だとイライラする事無く優しく対応出来たりします
私には3歳の娘がいますが、イヤイヤ期を経て第一次反抗期の真っ只中のようです
娘はだんだんと言っている事も理解できるようになり、会話もしっかり出来るようになってきました
それでも『やってはいけない事』『やらなければならないこと』も我がままを通せば何とかなると思っているようで、返事をしなかったり、あえて私がイライラするような事をしてきたりします
我が子には期待をしてしまう
子供は生まれた瞬間から母親とは別の人間であり、別の人格です
それは分かっているのですが、子育てをしていく上で子供と一体感を感じ、子供は自分の思い通りになるものだと勘違いをしてしまうようです
なので、自分の意に反した行動をとる子供に対しイライラしてしまったり『うるさい!』とか『いい加減にしなさい!』など言ってしまいます
また、自分の子供には『出来るはず!!』と過剰に期待をしてしまうものではないでしょうか?
娘と同級生の男の子がいて、ピアノの先生をしている友人がいます
友人は『男の子はちょっと怪我するくらい元気な方がいい!!』と基本自由な感じですが、教育に関しては凄く熱心な方です
『ピアノを習いに来た子には優しく教えれるのに、我が子には怒ってしまう』とピアノもですが、何に対しても息子さんに厳しいようでした
他人の子供には責任が無い分優しく出来る
『祖父母は孫に対し責任が無いので可愛がるだけ』なんて言葉を聞きますが、他人の子供に対してもこれと同じことが言えるのではないでしょうか?
他人の子供なら多少のわがままや、ぐずぐず泣いても可愛いな~と思えるし、我が子の時のようにイライラせず寛容な対応ができます
人によっては他人の子供に全く関心が無い方もいらっしゃいます
関心が無ければ怒ることも無いですよね?
自分の子供だと、子育ての責任もありますが、社会に出ても困らないように育ててあげたいという気持ちもります
勝手ながら、離婚して元夫の元にいる子供たちにも同じ事が言えます
子育ては元夫に一任しているし、子供たちは成長してグズグズ言う事も少なくなりましたが、社会に出て困らないように…という想いはあります
きっと何かしらの悪い事をすれば、感情的に叱ってしまう事もあると思います
ママの気持ちに余裕が無い
子供を怒ってしまう原因として、ママの気持ちに余裕がない事もあります
子育てをしていると気持ち的にいっぱいいっぱいになってしまう事もあるし、仕事をしていれば時間的な余裕も無くなって余計にカリカリしてしまいます
子供は時間が無い時に限ってワガママを言ったり、グズグズしたりするものです
しかし、ゆったりとした自分の時間を十分に取れていたり、気分が良い時って子供に対して『怒る』事って無いですよね
自分に優しく出来ない時は他人にも優しく出来ないものです
子供の為にも自分自身をいたわる事は大事だと思います
他人の子も自分の子も叱れる大人
最近ではいろいろな親がいて、他人に子供を叱られると怒鳴り込んで来るような人もいるようです
しかし、子供は親に言われればニマニマっと笑って言う事を聞いてくれなかったりします
その反面、他人に注意程度でも叱られたら『いけない事をした』と思うはずだし、親の言う事は聞けなくても他人だったら聞けるという子供は多いのではないでしょうか?
実際買い物中に、陳列されている桃にパックが破けて桃が傷みそうなくらい指を押し付けている子供に『駄目だよ』と『叱る』というよりは一言注意した事があります
それでも子供は、すごく『悪い事をした!!』という表情をして駆けて行きましたが、それで次しなくなれば良いと思うのです
我が子にもこのように言う事が出来れば良いのですが、恥ずかしながら大抵『何してんのッ!!!』と語尾が強めになってしまいます
しかも、一言で終わらず、二言三言付いてきます…どう見ても『叱る』というより『怒る』です
親は子供と共に一緒に成長するものです
子供を必要以上に怒る時は、ママの心的要因もあると思いますが、自分自身を見つめ『叱る』努力をする事が大事だと思います
他人の子も自分の子も、その子の為を想い叱れる大人が増えて欲しいし、自分もそうなりたいと思いました
読んでいただき、ありがとうございます
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