子供は成長していくと、学校や友達など社会との繋がりを作り、それまで親と密な関係だったものが次第に離れいきます
私には小学校に上がったばかりの娘と、離婚した元夫の元に2人の子供がいます
子供が小学校に上がり、子供だけで行動しなければならない事が多くなったことで心配する機会が増えたように思います
元夫の元にいる娘が小学校へ入学した時も、兄がいるにも関わらず1人で歩いて行くのか、、、と無駄に心配した覚えがあります
娘が可愛いと思う気持ちは親バカなのは十分に分かっていますが、今の世の中少しくらい心配し過ぎなくらいで丁度いいのではないかと思います
子供のまわりは危険がたくさん!?
自分が子供の頃は、小学校1年生の時から1人で学校から帰り、鍵っ子なのに鍵を持たなくても家に入れるようなド田舎でした
苗字を言えば『あーあの家の子供ね』と分かるような町で、私の親は何の心配もしていなかったと思います
でもこれって、単に今より情報の伝達方法が乏しかっただけであり、知らない所では現在と変わらず子供が巻き込まれるような事件や事故は起きていたんだと思います
今住んでいる所も都会ではありませんが、入学早々に不審者からお友達が声を掛けられる事案が発生しました
つい最近では、全国ニュース規模の事件もあり、しばらくの間集団下校となりました
登下校中の不審者だけでなく、事故や災害に巻き込まれる可能性も少なからずあります
子供は間違いなく成長していますが、その段階ごとに心配は尽きないなと思います
子供の成長と共に親の心の成長
親は守るだけでなく、子供が自分で生きていくだけの力をつけるためのサポートをしていかなければなりません
過度な干渉は子供のためにもならないのは分かっていても、『子供を危険から守りたい』と思うのが親です
毎日学校の送迎をしている保護者の方もいて、それをしてしまう気持ちも分かります
我が家の場合は、祖母にその気持ちが濃く出ていて、朝は友達の家まで送り、帰りは学童までお迎えに行きます
しかし、その現状にホッと胸を撫で下ろす自分がいます
どう考えても過保護だと思うし子供のためを考えるのであれば、まわりの大人も子供を送り出す強さが必要なようですね
自立心の妨げにならない
子供を心配し事前に危険から回避する行動を取ることも大事ですが、その回避の仕方を子供に伝えることも必要だと思います
事件や事故に遭わないようにと、親が先回りした行動ばかりを取ってしまうと子供は自主的にすることが無くなってしまいます
子供は何に対しても好奇心が強く、その気持ちにより成長とともに親から離れ自立していくものです
自分でやりたい!
1人でやってみたい!
そういった自立心を親が摘み取ってしまうような行き過ぎた過保護な心配は良くありません
子供の自立心を認め、時には促しつつ、身を守る方法を教えることが大事だと感じています
見守りながら一緒に成長する
我が家の場合は、子供がひとりで行きたいと言えば行かせるつもりですが、本人が甘えて常に誰かと一緒です
その気持ちの乗っかり過保護な状況ですが、登下校の道も慣れてきた頃なので、そろそろお迎えではなく歩いて帰るようにしていこうと思っています
ちょっとだけ親が心配する気持ちを抑え、子供の行動を見守ることが出来れば、それだけで子供の心の成長に繋がることがたくさんあるんだと思います
男女平等が謳われる時代ですが、女に生まれた以上、これから先ずっと気をつけなければならないことはたくさんあります
自分で身を守る方法を一緒に考えつつ、親子一緒に成長していけたらと思います
読んでいただき、ありがとうございます
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