離婚率が高くなってきたのと同時に、再婚をする人やバツイチの方とお付き合いをしている人が多くなってきたように思います
離婚、再婚と言葉にすることは簡単ですが、その過程には苦労をしてきた人も多いはずです
初婚でも再婚でも、結婚は幸せに向かって進んでいるイメージですが、人それぞれ結婚生活に対する様々な悩みや問題を持っているものではないでしょうか?
そして、初婚と再婚の人では結婚生活に対する期待感や考え方が違うので、その問題や悩みの内容も違ってくるのではないかと思います
同じ初婚同士、再婚同士でも何かしら悩むことがあるように、初婚と再婚の夫婦にも他にはない悩みや問題もあると思います
初婚と再婚の違い
初婚と再婚では、結婚へと進む最初の流れから違うのではないでしょうか
再婚だと、一度目の失敗から結婚へ二の足を踏んでしまったり、いざ結婚を決めても相手の両親に反対されることもあります
最近は結婚式や披露宴をしない夫婦も増えてきましたが、『再婚だから』式や披露宴をしたくないという人もいると思います
私も離婚を経験していて、数年前に再婚をしました
2回目の式と披露宴をしましたが、自分としては『2回も披露宴をするのは…』という思いがあり、夫側の強い希望が無かったらしていなかったと思います
また、再婚の場合は結婚後の生活を経験しているので、結婚に対するする夢や理想ばかりでなく現実として大変な部分も理解できているのではないでしょうか
それらの楽しかったことや辛かった経験は、次の結婚生活では心の余裕として現れるのだと思います
都合良く2回目
再婚が悪いというわけではありませんが、自分の結婚相手や、子供のパートナーとなる相手はなるべく初婚の方が良いと思う人は多いと思います
それでなくても、離婚前の結婚生活の話は元パートナーのことを抜きにしても聞きたくないものですよね
夫も当然聞きたくないようで、元夫の元にいる子供のことも悩んでいることには相談に乗ってくれますが、そうでもないことには無反応で返してきます
また義両親もそうで、元夫の元にいる子供の話になると微妙な空気を醸し出すのに、我が孫のことで分からないことがあると『経験者でしょ』と意見を聞いてきます
以前の結婚生活で経験があるからと出しゃ張ると嫌そうなのに、困った時は2回目だからと知ってるでしょ?と言われ都合が良いなあと感じます
私にとっては元夫の元にいる子供も、今の夫との子供も同じくらい大事で、嬉しいことも、そうでないことも誰かと共有したいと思っています
しかし、相手のことを考え自分の好きなように話せないのは、自分が再婚だからという気持ちがあるからかもしれません
再婚の負い目
自分が再婚で、パートナーが初婚だと色々と気を遣ってしまうのは私だけではないと思います
再婚である自分に比べ、バツが付いていないパートナーは、もしかしたらもっと自分より良い相手がいたのではないか?
自分を選んでくれたパートナーに対し失礼な事さえも考えてしまいます
離婚をして後悔したことはないし、今の夫との結婚生活もかなり幸せな方だと思います
それでも負い目を感じるのは、離れて暮らす子供たちに申し訳ない気持ちがあったり、自分自身が離婚は『良くないもの』と思っているからかもしれません
結婚を決めた時、夫の両親にすごく反対されたことも関係しているかもしれません
何にせよ、初婚同士、再婚同士だったら考えもしない気持ちですよね
再婚だからこその良さを出す
辛い経験なんてしなくて良いのならしないに越したことはないですが、どんな人生経験でも無駄なものはないと思います
色々な経験をするからこそ人間的に厚みが出るし、そこから他者への優しさや心の余裕が生まれるものです
私自身、まだまだ偉そうに言えるほど人間が出来ているわけではないですが、少なくとも離婚をする前よりは成長出来ていると思います
そして、子供がいれば必ず元パートナーとの子供と、ほとんどの『初めて』を経験していくものです
経験したものは無かったことには出来ません
いろいろな経験をしてきたからこそ今のパートナーがいるんだと、自分の自信に変えて夫婦関係を上手くいく方向へもっていくべきだと思います
少なくとも初婚の夫にとって、バツイチで子供のいる私との結婚は、かなりハードルの高いものだったのではないかと思います
それを受け入れてくれた夫に感謝しています
読んでいただき、ありがとうございます
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