昔に比べると離婚率が高くなり、最近はサラリと離婚したことを言う人が多くなったような気がします
それでも離婚をする時はそれなりに悩んだり、苦労をしていることに変わりないと思います
子供がいれば、子供のことを考え自分のこと以上に心を砕くのではないでしょうか
私も離婚を経験し、元夫の元に2人の子供がいます
小さな頃は元夫を介して連絡を取っていましたが、最近は直接連絡が取れるようになり他愛無い会話を楽しんだりしています
離れて暮らす親にとっては子供からのたった一本のメールや電話さえも凄く嬉しいものですよね
しかし、その連絡が取れる様になったからこその悩みもでてきます
嬉しい連絡に寂しさを感じる
子供と自由に連絡が取れるというのは、それだけで子供と繋がりがあるように感じます
メールの書き方や内容に子供の個性を感じ、今までは後日にしか知り得なかった子供の情報をリアルタイムに本人から聞けます
友達と遊んだ、料理を習った、リンゴをウサギに切った、グミを作った、などなど本当に他愛のない日常会話です
一緒に暮らしていれば、お互いに何気なく過ぎていくことばかりです
そんなちょっとしたことを聞けるのが嬉しい反面、子供の成長に関わりあえていない寂しさを感じます
また、出来るようになったことを『私のためにしてほしい』と負い目を感じて言うことが出来ません
一緒に暮らして教えていれば『今度ご飯作って』なんて気軽に言えるのでしょうけど、出来るようになった結果だけを聞いた身としては言葉を飲んでしまいました
親の務めを果たせていない
子供にとって親は何があっても親に変わりありませんよね
離れて暮らす親も、子供のことを大事に想っているし、関わりを持っていきたい、子供のために何かをしてあげたいと思っているものです
しかし、育ての親と何もしていない親はやはり違うものではないでしょうか?
日常生活を共に送り、子供のために家事をこなし、毎日の出来事に耳を傾ける
至って普通の事ですが、そのひとつひとつの積み重ねが大事であり、それらをやっていくことが親の務めを果たすことだと思います
離れて暮らしているので、したくても出来ないことですが、子供に何かをお願いするより先に申し訳無さがあります
負い目を感じながらも欲しいもの
子供に何かをしてもらう事に対し抵抗がありましたが、どうしてもお願いしたいことがありました
それは娘のアイディアが詰まった可愛い手作りストラップです
大好きな人から貰った身に付けれる物って、そこに存在するだけで相手を感じることができますよね
多少、図々しいなあと感じながらも夢中になって楽しんでいる時に『お母さんにも作って欲しい』と言いました
すぐに作ってくれたようで、お願いして次に会った時には持ってきてくれました
子供が熱中していることは、頼むことにより子供の作った物を認めていることにもなるので本人は嬉しいようです
私が思っていた以上に遠慮し過ぎず、関わりを持っていった方が良いようです
子供との距離感を考える
私はいつも与える側であり、子供が受け取る側でした
子供が喜ぶであろう事をしたり、何かに誘うのは得意で、いつも何かしてあげる事を考えています
子供はいつまでも小さいままの子供ではないですね
人は誰かの役に立つことに喜びを感じます
自分の負い目ばかり考えて与えることしか頭にありませんでしたが、ちゃんと受け取ることもしていかなければなりませんね
しかし、もう1人の子供である息子は連絡を取りたがらないという現状もあります
男の子と女の子では違うし、ましてや思春期真っ只中ということもあり余計に難しいのも分かっています
しかし、親が離婚してたくさん辛い思いをした子供たちの気持ちを考えると、全て受け止めていかなければならないと思います
読んでいただき、ありがとうございます
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