子育てをしていく上で協力してくれる人の存在は凄く助かるものですよね
自分や旦那様の両親、子供の祖父母にあたる人の協力は頼もしくも有難いものです
しかし、凄く助かる反面、母親である自分と同等か、それ以上に子供がおじいちゃんおばあちゃんに懐いてしまうと子供が取られてしまうんじゃないか?と不安になってきます
これが何故か義両親だと余計に不安になるんですよね
子供は物じゃないから『取られた』なんておかしい、子育てに協力してくれることだから有難いことじゃないの!?なんて意見もあることでしょう
子供は感情があり自分の所有物じゃないし、両親の協力も有難いことだし、子供にとって祖父母との関わりは良いことだと分かっているんです
それでも母親にとって子供は自分の分身のような存在で大事に思うがゆえの不安です
私も4歳の娘がいて、1歳になった頃から夫の両親に預けることが多くなり、同様の不安を感じていた時期がありました
祖父母の甘やかし
『子供を甘やかし過ぎる』子供を祖父母に預けたくない理由として多くの母親が思うことですよね
我が家も予想通りで、私が仕事から帰るまで娘は甘やかされ放題です
長時間テレビを観たり、ご飯の前なのにオヤツを食べたり、一緒にいたら絶対にさせないのに!!と思うことがたくさんです
隠すのも下手でバレた時は姑が娘を庇うように言い訳を並べます
そして、子供は自分に優しく甘やかしてくれる祖父母が大好きなんですよね
お風呂やご飯を一緒にしようとすると『ばぁばがいい!』なんて言われて悲しい思いもしました
親としては子供のためを思いながらやっている行動なのに、甘やかすだけの祖父母の方が好かれるなんて寂しいですよね
しかし、祖父母の立場としても預かる上でいろいろと考えることがあるようです
姑の預かり方
祖父母にとって孫は、躾をしなくていいので可愛がるだけでいい
なんて話を聞きますが、確かにそういう部分は大いにあり、義両親は娘をすごく甘やかしてるなと感じることも多々あります
可愛がる分には良いのですが、親の気持ちとしては『ダメなものはダメ』というメリハリをつけて欲しいんです
孫に好かれたくて怒れないんだろうな、なんて安易に考えいましたが、義両親は可愛くて甘やかしているだけでもないようです
子供にとって親は絶対的な存在で、叱られたり何をされても親は親なんです
親子にはそういう絆があるからこそ義両親が叱って『お母さんがいい!』と拒否されては、ちゃんと『預かる』という責任を果たせないと考えているようです
また、親であれば家事をしながらとか、何かをしながら子供の相手をしがちですが、義両親の場合は子供の相手をする時は全力で子供の相手をしてくれます
子供がおじいちゃん、おばあちゃんが好きになるはずですよね
親と祖父母に対する対応の違い
子供にとっては親も祖父母もみんな大好きな人たちにかわりありません
しかし、子供は成長するにつれて親と祖父母の立ち位置を決めるようになったようで、この時は親へ、この時は祖父母へと上手に使い分けているようです
寂しい時や、遊びたい時、基本的には夫や私と一緒に居たがります
家事をしていたり、うたた寝をしていて構ってもらえないことが分かっている時は『ばぁばの所に行ってくる!』とそそくさと遊んでくれる人の所へ行きます
また叱られて悲しくなった時もムクれながら義両親の所へ行きます
親がダメなら祖父母、といった風に娘の場合は上手く使いわけているようです
娘の逃げ場として良い関係が築けているのは、義両親が子育てをしていく上では親である夫や私を立ててくれるからだと思います
子供の年齢によって変わる関係
子供が小さな頃は甘やかしてくれる祖父母寄りで『母親なのに…』と落ち込むことが多かったように思います
祖父母には親には勝てないという気持ちがあるからこそ、たくさん可愛がったり甘やかし過ぎたりもしますが、子供が甘やかされて懐くのは幼いうちだけなんですよね
物事が分かるようになってくるにつれて、一緒にいる時間が少ない分寂しく感じるのか仕事から帰った時は満面の笑顔で迎えてくれます
子供が姑に懐くのが嫌だと思ってしまった時期もありましたが、今の娘の環境をみると協力してもらって良かったと思います
何より夫や私が仕事をする上ですごく助けてもらっています
一時期の自分の感情で『預けたくない』なんて言わなくて良かったと思います
子供のためにも家族みんなで子育てを続けていきたいです
読んでいただき、ありがとうございます
コメント